『クアルタラロー:契約更改については…まだヤマハと話し合ってない』
★3月8〜10日、モトGP開幕戦となるカタールGPが行われる。
★ヤマハは技術チームを刷新し、昨年までに浮上したマシンの欠点を克服すべく開発を進めている。
★7日の木曜会見でファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)のコメント。
【楽観的な気持ちになってきた?】
「運営面での姿勢に関しては、前進できました…ただ、時間が必要なんです。
新しい技術スタッフ陣は良い仕事をしてくれてるけど、まだまだ引き離されてるんで。思い通りの順位争いは、まだできません。」
【新コンセッション(優遇措置)のおかげで、時間が短縮できるのでは?】
「シーズン中もマシンに手を入れていけるって言うのは重要ですよね。
エンジンはもう大丈夫だけど、それ以外の所に手を入れていかないと。でも、テスト回数の増加も鍵になるでしょう…最高の案が出てるんでね。
とにかく、さらにテストをして検証し、調整していかないと。(テストで)単独走行ができるのも有利ですよね…開発の助けになりますよ。」
【どの辺に手を入れる必要があるの?】
「たくさんあります…例えば、電制システムのマネージメントやコーナー進入の際のリアタイヤの挙動、改善すべき問題がある箇所とか。
以前のように、スムーズでソフトな操縦が出来ていた頃のようにならないと。」
【スピードは改善され、レースペースは好調そうで…】
「ただ、1周タイムがねぇ。予選2へ進出し、グリッド上位を狙えるようにならないと。
とにかく、ヤマハは懸命に作業してくれているし、チームの姿勢も変わったんで。でも、まだ完全に適応しきれてないんですよね。
時間が必要なんですよ。でも、絶対にもっと速くなりますから。」
【目標は?】
「現実的にならないと…すぐにタイトル争いが出来るような立ち位置にはいないんで。
でも、現在のヤマハ機の最大スピードでならオーバーテイクも、先行選手のスリップストリームに入るのも楽でしょう。
新エアロダイナミクスは以前よりも軽くて、改善されてきてるって感じなんですよ。」
【今年末にヤマハとの契約が終了するが…】
「ヤマハにデッドラインは提示してません…まだ話し合いはしてないし。
まずはプロジェクトを確認しないことには…マシンがどんな風に進化し、チームがどんな風に作業するかを見てみないとね。話し合うのはそれからです。」
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