トニ・エリアス：グレジーニのコーチ就任

『トニ・エリアス：グレジーニのコーチ就任』

★トニ・エリアス（40才、スペイン出身）が今年からグレジーニチームのコーチに就任し、モト2選手とモトE選手を担当することとなった。

★エリアス元選手が独サイト『Speedweek.com』のインタビューで、次のように話した。

「グレジーニで、モト2とモトEのコーチ役をやることになりました。これまでの経験を選手らに伝えていこうと思ってます。
昨シーズンのラスト2戦で試してみたんですが、かなり良い感じだったんですよ。それで話し合った結果、チーム強化に努めることにしたんです。
選手らが必要としていることを提供したいですね…各選手、必要としているものは違うかもしれないでしょ。
ライディングスタイルが問題な時もあるし、セッティングやチームとのつながりを築きたいって思ってることもあるし…あと、メンタル面についてのこともありますよね。
万人向けのシステムなんてものは存在しないから。その都度、各選手、各チームが必要としているものがあるわけですからね。」

★エリアス元選手は2005〜2009年までモトGPにフル参戦し、2010年にモト2クラスでタイトルを獲得した。
20112015年まではモト2/モトGP/SBKに参戦していた。
2016年より『MotoAmerica（アメリカスーパーバイク選手権）』に参戦し、2017年にタイトルを獲得し、2018/2019年は総合2位となった。
2021年末に引退した。

（参照サイト：『Motorcyclesports』）
（Photo：Twitter）