『マリーニ:問題はあったが…具体的には言えない』
★3月8〜10日、モトGP開幕戦となるカタールGPが行われた。
★日曜決勝で、ルーカ・マリーニ(ホンダファクトリー、ロッシ異父弟)が20位だった。
土曜スプリントは21位で、現在、総合20位(0ポイント)である。
★グリッド21位からスタート。決勝では首位バニャイア選手と42.422秒差で、最下位の1つ手前だった(※最下位は転倒から再開したジャック・ミラーである)。
★マリーニ選手のコメント。
【今回の決勝については?】
「(レース中)ピットボードを見たら、僕の後ろに誰かいるようで…『そんなことって、ありえるのかな?』って思ったら、ジャックだったんですよ。
それで、とりあえず前に出てもらって、ジャックの後ろに付いて走るるようにしてました。」
【なにか分かった?】
「今後、手を入れていくべき箇所がはっきりしました。
ジャックはブレーキングで僕より速いわけじゃないんですよ…ただ、KTM機はリアタイヤのグリップが凄まじく、コーナー進入では特にそうなんです。
コーナーの先端まで超正確な操縦ができ、そこからソフトに加速していけるんですよ。今、僕はその辺で大苦戦してるんです。」
【同じホンダ機のミール選手は13位(+18.437)、ザルコ選手は12位(+18.075)だったが…】
「レース中、僕はちょっとした問題が出てしまって…それで、リズムがあそこまで落ちてしまったんです。
ただ、問題が出なかったとしても、ホンダ勢トップのような順位を争うことはできなかったですけどね。
挽回していかないと…ただ、進化するには時間がかかるので、焦らないでいきますよ。
問題は抱えていたけど、具体的にはお話できません。
全体的には、今回の試練からポジティブな面をいくつか見出すことができたと思ってます。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)