『ミラー求職中:最後の頼みの綱は…ヤマハプラマック』
★8月2〜4日、ブリティッシュGPが行われ、モトGPクラスのジャック・ミラー(29才、オーストラリア出身、KTMファクトリー)が、予選11位、スプリント7位、決勝12位だった。現在、総合16位(−199ポイント)。
★ミラー選手は今年末に、KTMファクトリーから放出されることが決まっている。なお、2025年のモトGPシートは大半が決定しており、加入できる可能性があるのは『ヤマハプラマック』チームだけだろう。
★8月1日、ブリティッシュGPの木曜会見でミラー選手は、「2025年に向けてのオプションは皆無です…オファーも来てません。どこからも電話がかかってこないんですよ」と嘆いていた。
★ブリティッシュGP中、ミラー選手がイギリス有料テレビ『TNT Sports』のインタビューで、次のように話した。
【最近、調子はどう?】
「僕自身は元気だけど、(夏季休暇の)3週間を家でのんびり過ごしながら、来年の去就に向けて動いてたって言ったら…嘘になるでしょね。
『煉獄で待機中』って言えるのかもねぇ…天国に行けるのか、地獄へ落ちてしまうのか…。」
【家族も心配している…?】
「妻と子供は(モトGPでの)最後のレース全てで、パドック入りするつもりなんてなかったはずなのに…なんか、そんな感じになってきていてね。
メソメソする気はないけど、でも、キツいですよ…(モトGP参戦のために)これまで努力して、色々な犠牲も払ってきたんだから。それが無理となったら…やっぱりキツいもんでしょ。
まぁ、まだ頑張ってますけどね。今、自分が持ってるものに満足してるし…そうであるべきでしょ。」
【モト2から昇格を目指す選手も多いようで…】
「毎年、トレンドは変わるから…僕はモトGPでの経験が長いとは言えないけど、それでも色々な流れを見てきてるんでね。
才能ある選手がうじゃうじゃ浮上してきていて…なかには破格選手もいるんだから、凄いじゃないですか。
こうした進化に腹を立てたって仕方がないでしょ…まぁ、まだ技の1つや2つは身につけられる老兵って心境ですかね。
まだチャンスがあるのかどうか…それは、また別の話でね。」
★プラマックのジーノ・ボルソイ氏(チームマネージャー)が、『Speed week.com』のインタビューで次のように話した。
【2025年に向け、『ヤマハプラマック』チームの選手ラインナップは?】
「できるだけ短期間でヤマハが好リザルトを取ろうと思ったら、既にモトGPクラスを熟知している選手を取るのがベストでしょうね…レースウィークエンドの流れが分かっていて、各メーカー機を経験している選手ですね。」
★なお、モトGPオーナーの『リバティ・メディア』や運営会社『ドルナ』は、モトGPクラスにオーストラリア人選手を参戦させ続けたい意向である。
また、ミラー選手は2015年にモトGP昇格して以来、ホンダ/ドゥカティ/KTM機を使用しており、その経験の厚みは重視されている。
なおかつ、ミラー選手はドゥカティプラマックチームから参戦していたことがあり、ヤマハ・テクニカルディレクターであるマックス・バルトリーニ(※ドゥカティからヤマハに移籍した)とも一緒に働いたことがある。
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
最近、低迷している原因はわかってるのだろうか?
序盤はいいけど中盤から垂れていく傾向とか、自己分析しているのかが気になる。ずっと変わらないんだもの。
レインレースでもあれば評価を上げれるチャンスがあるのにねぇ…ツキも無い
DUCATIのクルーを引き抜いてもDUCATIを乗ったライダーがカルしかいないから、ミラーのキャリアは貴重だと思うけど体制的にオリヴェイラ+若手になってしまうのかな
スプリントならいざ知らず、レース完走は難しいタイプのライダーのひとり。KTM機の戦力を高める能力があったら現在の状況には陥ってない。若くもなく経験値が他メーカーの役には立たない人をお迎えするのはいただけない。ヤマハにとってはオリベイラ≫ミラー
オージー枠獲得おめでとう!レジェンドたくさんいるからね
昨年ビンダーが低迷していた時に、俺ならKTMでもこんな乗り方できまっせーって、ビンダーのスランプ脱出させたの忘れてしまってますな。ホンダを、くそマシーンって言い放ったジャックがヤマハのマシンをなんて表現するのか聞いてみたいですね。