『マルティン:今度は僕がバスティアニーニ流オーバーテイクを試してみる!』
★9月27〜29日、インドネシアGPが行われる。
★9月26日、木曜会見でホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)が次のように話した。
【今シーズンも佳境に入ってきたが…】
「残り1ヶ月半…けっこう大変でしょうね。でも、楽しみですよ…あちこちのサーキットを巡るから状況も違うだろうし。
インドネシアは良いトラックですよね…まぁ、路面が汚れてるだろうから難しいでしょう。ミスなしで走れるかどうかが重要なんで、集中してベストを尽くします。
去年、ここではけっこう強い走りができ、後続を3秒引き離して首位に立ったんですが…(転倒した瞬間は)甘く見てしまってたんでしょうね。
とにかく、去年と同様に戦闘力を上げていけるだろうから、今回は3日間謙虚に進みます。
去年は予選でもちょっとミスってたんで、今年はとにかく集中を切らさず、ここ2戦のレベルを維持していくよう頑張ります。」
【前回のエネア・バスティアニーニのオーバーテイクについては?】
「もう終わった話なんで…まぁ、100%同意ってわけじゃないけど。あれは限界超えのオーバーテイクだったんだから。
でも、スチュワードパネル(審判団)の判決は尊重するべきなんで…今回は僕が(同じようなオーバーテイクを)試してみますよ。」
【昨日のパレードはどうだった?】
「ペッコやマルク、エネアがどう思ったかは知らないけど…僕はあんな凄いの、人生で初めてですよ。ファンの皆さんが僕らのことを、あんなに注目してくれるなんて…。
皆、本当に熱狂的で…僕達のことをスーパーヒーローか何かみたいに思ってくれていて…ただの二輪レーサーなんですけどねぇ。
あのパレードは本当に楽しかったです…トラックの方でも楽しみたいですね。」
【2025/2026年はエンジン開発が凍結されることとなるが…】
「どうなんですかねぇ…来年はもうドゥカティ機に乗らないし。
然るべき時期が来たら考えるようにして、その時にはベストを尽くしますよ。今は、今年のことに集中しないとね。」
【ミザノテストでは2025年用の新タイヤを試していたが…】
「今のところ、良い感じですよ…スタンダードタイヤのエッジも良く機能してるし、僕は好きですね。
来年、あれを使えるなら良いんじゃないんですか。ただ、今は今年のタイヤで好結果を出さないとね。」
【ヨーロパッからアジアへと移動し、時差ボケは大丈夫…?】
「僕は大丈夫な方なんで…すぐに(現地の時間に)慣れてしまうんですよ。
僕の場合、けっこう早めに現地入りするのが大切で…今回は月曜の夜に来ました。
最初の2日間は夜が大変だけど、3日目にはもう大丈夫だから。今は元気だし、準備万端って感じですよ。」
【タイトル争いについては、ここからプレッシャーをどう乗り切っていくの?】
「僕はけっこうシンプルなんですよね…自分にプレッシャーをかけると、なにかと難しくなってしまうから、操縦や手応えの方に集中するようにしてます。
考えすぎるとミスってしまうから。僕としては、今のまま進んでいこうと思ってます…そうすればプレッシャーは避けられるから。」
【2025年のGP開催スケジュールが公表されたが…】
「20〜30秒ぐらい、チラッと見たんですが…良い感じでしょ。7〜8月にブレイクがあるのが良いですよね。2連戦が2回あったようだけど、1週間のブレイクは必要だと思いますよ。
まぁ、開催数がけっこうあるんで、どうなんるんですかねぇ。とにかく、良い日程だと思いますよ。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo: Instagram)
インドネシアのMotoGP熱は子供にも大人気でホントに凄いね。帽子を皆に投げるショーなんか、将棋倒しが起きそうだった。アジア戦と選手はもっと増やしてもいいかも。売り上げに直結しそうだ。
大人なマルティンは応援しちゃう。
先日のバスティアニーニやマルケスみたいな抜き方は。やらなくていいですよ。
正統派でチャンピオンになってもらいたい。
あんなオーバーテイクされて、不満なポーズも謝罪して、勝者を讃えるアクションは大人に見えました!
勝ってもDUCATI首脳陣への憤りでマシンのスクリーン割っちゃうぐらいの激しさがあるんだから、王者になるには激しさを前面に出してもいいよ
来季は移籍するわけだし、DUCATIファクトリーに遠慮なんか必要ない
世界の中でもバイク大国だし、人口も日本の倍だし、経済発展も著しいから、ここはドルナも各メーカーも大事にしなきゃいけない国でしょ。
にしても、女性も子供もすごい数だ。日本じゃ考えられん。
なんでバスティやマルクのオーバーテイクを見たくないとか非難する人が多いんだろう?
オイラとしてはあれこそがグランプリらしさだと思うんだが、あれがだめならストレートでスリップやエンジンパワーにもの言わせて抜くか、コーナーで失速した場合にのみ抜けとでもいうんだろうか?そんなのがバトルといえるの?
サーキットでは無条件でインを取ったものの勝ちだと思ってるのはオイラだけか?
ああいうオーバーテイクは2005年のスペインGPでロッシが自分に仕掛けたことが発端で、それを問題なしにしたことが悪しき前例になったとジベルナウが言ってたね
それから約20年が経ち、マルケス含めてもはやそれが当たり前になり、空力の進化でオーバーテイクが難しいという言い訳もできた現在だともはや止められないだろう
バスティアニーニの件を許したってことはマルティンの言うようにお墨付きが出たってことなわけで
後はもう本人の選択に委ねるしかない
ぶっちゃけ人死にの重大インシデントが起こらない限り規制は入らないでしょ
ドルナを買収した今の主催者は激しければそれでヨシな運営してるし