『オーバーテイク問題:バスティアニーニVSマルティン、それぞれの言い分』
★9月22日(日)、エミリア・ロマーニャGPのモトGPクラスでエネア・バスティアニーニ(ドゥカティファクトリー)が、決勝で優勝した。現在、総合3位(-59ポイント)。
★ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)は決勝2位だった。総合首位(341ポイント)。
★最終ラップでバスティアニーニ選手がマルティン選手への攻撃を開始し、第4コーナーで抜こうとした際に両選手が接触し、マルティン選手はコースアウトしてしまった。
マルティン選手はすぐに抗議の挙手をし、ゴール時には『くたばれ、くそくらえ』ジェスチャーもしていた。しかし、クールダウンラップ中にバスティアニーニ選手と和解した。
★バスティアニーニ選手の方はやや膨らんだがコースアウトはせず、頭を上げてマルティン選手の行方を確認しつつゴールを目指した。
★アグレッシブなオーバーテイクではあったが、レースディレクションは調査の必要なしと判断し、処罰も科せられなかった。
★同件について、バスティアニーニ選手の見解は以下のとおり。
【最終ラップのオーバーテイクについては?】
「僕がホルヘを攻めるとしたら、第1と第2セクターだけだったんですが…
当然、2022年のことを思い出してしまって(※バニャイア選手と競り合い、僅差で負けた)。だから、今回はしっかりした気持ちで立ち向かおうって思ったんです。
真後ろに喰い付いた瞬間、イン側に飛び込んで…だから、こっちはコントロールなんてできない状態だったんです。」
【マルク・マルケス選手が、『あの場合、エネアには1順位降格処分が妥当だろう』と言っていたが…驚きの発言?】
「半分驚きました…だって、あの時の状況は僕とホルヘにしか分からないわけで…僕のエンジン音を聞いて、ラインを塞いだってことはホルヘも分かってるんだし。
『Quercia』コーナーで抜こうと思った時も、第6コーナーの立ち上がりで同じことをしてましたよ…塞いできたんです。
だから、僕はブレーキをかけるしかなくって…限界ぎりぎりの動きについて言うなら、むこうだって負けてはいないでしょ。」
★同件について、マルティン選手の見解は以下のとおり。
【最終ラップのオーバーテイクについては?】
「レース後に変なジェスチャーしてしまって…あれについては謝罪します。もっと冷静じゃなきゃ駄目ですよね。
でも、あのオーバーテイクについては同意できません。勝ちたかったとしても、クリーンなやり方をしなきゃね。
とは言え、ぐだぐだ言っても無駄なんで…どっちにしろ、何も変わらないんだから。」
【オーバーテイクの瞬間、どんな状況だったの?】
「スペースがなかったんですよ。僕はイン側に行くか、転ぶか、コースアウトするかって感じで…終了させてしまいましたね。
もし4〜5人の集団戦だったら、5位になってしまってたでしょ。レース中に誰かの順位を下げてしまったら、その選手は処罰されるべきだと思いますけどね。
とにかく、(レースディレクションの)判断は尊重します…いずれにせよ、エネアも勝って当然の走りだったんだし。」
【しかし、不満を感じている…】
「次回、僕が同じことをしても、誰にも文句は言えないってことでしょ。
僕は自分勝手ではないですよ…そう言うのは何の役にも立たないから、抑えるよう学んだんで。
優勝できてたら嬉しかったけど、結局、むこうが勝ったんだし…僕は握手しました…エネアには敬意を払ってるんで。目が合った時、すぐにジェスチャーのことは謝りましたから。」
(※上記のコメントの後、表彰台会見でマルケス選手が「エネアには1順位降格処分が妥当でしょうね」と発言し、マルティン選手も同意した。)
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
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バスティアニーニは確かにリアルで見てても、順位降格か数秒ペナでも食らうんじゃないかと思ってたが、なりませんでしたね。
マルティンとマルケスの言い分が正しい気がする。
バスティアニーニは突っ込み過ぎだよ。直後「やっちまったかな?」みたいにしっかり振り向いてたし。
マルティンがキレるのも分かる。あからさまなジェスチャーを謝罪したのは大人だな。
マルティン頑張れ。バニャイアとのアドはまた広がったし、ドカ最後のシーズンはチャンピオン取ってアプリリア行こう!
マルケスは余計な口を挟まない方が良いね。特大ブーメランになるから。
マルティン以外の相手ならペナでたろうなぁ・・・不遇すぎるマルティン・・・がんばれ!お前が一番速い
2013年フランスGPのロレンソとマルケスを思い出しましたね
当時も物議は醸しましたが結果はノーペナルティでした
イタリアでイタリア人が勝つと、それだけで何も無かった事になりがちw
先程のコメントは2013年へレス戦の出来事でした、すみません…
バスティアニーニはどう見たって止まりきれていないでしょうに。
常習犯のあの男を含めて、マリオカートやってるんじゃんだから・・
新しくなったという審判団は、今回ペナルティを出さなかったという事は、今後も同程度の行為は認めたという事になります。
排気量を落としたって意味ないでしょう。
逆にマルティンの会見での対応はおとなし過ぎじゃないでしょうか?
マルティンが言うのはわかるけどマルケスが言うのはどうなんだろう?そんな事言ってるからスペイン人勝たせたいから八百長したとか言われるのでは…
ベスティアは、優勝するにはここしかないって感じで他意は無いと思うのだけど…
それはさて置き、ペナルティを出さないってのは、どうなんだろう?歩夢を邪魔したような悪意のあるチームは、チャンピオンシップが掛かったレースのようなシチュエイションで、何らかのオーダーを出すかもしれないよ?それでもお咎め無しってこと?というね…
いくつか歩夢の事案を例えにする人がいるけど、歩夢も優勝を掛けた当事者同士の争いなら熱くなる気持ちやライダー本能として理解を示してたけどね
歩夢が強調してたのはチームとしての作戦指示であったり、チームメイトまで巻き込むことが許せないと言ってたわけで
今回の件に関してはライダーの本能のように思えるからねぇ
むしろ、へもへもさんが仰るよう要らんことに口出するマルケスの発言の方が後々の遺恨に繋がりそうな気がする
コーナーでコントロールつかなくなるほどのレイトブレーキで突っ込んでいって接触したら、F1ならペナルティポイント付きの10秒ペナルティですが、
MotoGPではお咎めなしなんですね。
次戦3グリッド降格くらいかと思いましたが、イタリアでのGPでしたね(笑)。来季は同じチームなのでまあ収まった感じか?
今回もスチュワードパネルスペンサーの失態だと見てるんですが
マルティンが言った様に、他の選手らもああいったイチカパチカの
相手を弾き出しても、知ったこっちゃねえなオーバーなテイクを
ガンガン仕掛けてもお咎め無しなのだから、皆、無責任にぶっ込んで
行ってもOKなんですよね。そんなデタラメな事、審議すらアナウンスせず
普通な事の様に流しちゃって本当に大丈夫なんですか、スチュワードも
ドルナにオーガナイザーも。トラックリミットはアホみたいにワーニング
ばっか出てたけど。
マルケスもアレイシも、バスティアニーニは止まりきれずに反対側の縁石まで出てしまってるような突っ込みしてるからおかしいと言ってる。
スプリント含めてここ数戦で、トラックリミット警告かかってない上位ライダーはマルケスくらいしかいないから言っても良いんじゃない?
相手が転ばないように押し出すのはOKってことですね。
イン側のライダーが誰であろうとも。
トラックリミット警告かかってないなら言っても良いって、意味不明。
近年のレースは高速化して、ラインもよりシビア。それに付けての後方車への乱気流。
各メーカーのマシンの特性の差少なくなる中、より抜きづらいのかもしれないが、それに付けても、ラフプレーと思われるシチュエーションが近年多過ぎると思う。これは、ここ数年のウイングが付く前からの問題だと思う。
そして、これは特に特定の何人かの名指しになるが、そういったライダーがラフプレーをしてきた際のペナルティを科せなかったり、ペナルティそのものが甘かったように思う。(勿論、ペナルティにライダーが萎縮し過ぎるのも問題なのでバランスの問題かと。)
昔も酷いレースはあったが、各クラスとも、安易なプレーが昨今、多過ぎるし完全に常態化していると思う。そもそも、そんな事をしていたらロードレースファンは離れていってしまわないだろうか?
このまま見過ごしていては、その内に重症者発生などや、更に酷い事態になりかねないのではないだろうか。
スペンサーのゴミ裁定。やっぱダメだあの三流は。
先ずは、マルティンはしっかりインを閉めなきゃダメだね。ベスにスペースを与えてはいけない。ベスのつっ込みが強引かどうかはそのあとの話。
今回のマルティンがもしペッコで、バスティアがもしマルティンやマルケスだったらお咎めなしだったかなぁ?
ペッコは技術的にも人間的にも素晴らしいライダーだけど、どうしても判官びいきでマルティンを応援してしまう。
来年のバニャイヤとマルケスに見える
マルケスが言ってるのはこのオーバーテイクそのものは問題ないけど、オーバーテイク後にバステアニーニがトラックリミットを超えてしまってるのでラストラップのトラックリミットは1ポジションダウンのルールに従う必要があるよねってこと
オーバーテイクの賛否は別にしてもマルケスの言ってるトラックリミットの件はマルケスが正しいよね
イタリアあるある
当事者のマルティンは当然だけどマルクあなたか言うのはおまいう過ぎてイカンでしょ
そうなんですよね。インスタの映像でもギリギリ映ってるけど、トラックリミットに乗っかってるんだよなー。
マルティンは押し出された形だから仕方がないとしてベスティアは?
最終ラップだし何かしら罰則がでるはずなんだけど。
マルク:OK!あそこまでやってもいいんだ(喜)
マルケスの主張としてはアグレッシブなのはいいけど、白線を超えてるのはどうなの?ってことらしいね
今年はアッセンで同じように自分が抜かれた時も、バスティアニーニはコース内に留まっていたから文句は無かったと
その動きよりもコース内にいたかいなかったかが重要って考え
ある意味マルケスは筋が通ってる
エネアの抜き方は際どすぎるだよ、いつも。
相手が弾いてばかり。
さすがに今回のマルティンは可哀そう。
結果的にペナルティにならないにしても、レースディレクションで審議すらしないというのは不信感をもたれるだけだし、他の人も同じ行為はOKって思っちゃうよね。
意地悪な見方すると、「ペッコが転倒してポイント稼げるんだから、この程度の事は良いでしょ?」とでも言っているかのように感じた今回の出来事…。
ベンハーの戦闘馬車みたいな装飾を付けて接触されないようにしてみては?
エネアが突っ込みすぎなのは分かるけど、ならばマルティンは冷静にスピードを殺せばクロスラインで抜けたはずだよなぁ。(ペッコがよくやる様に) 接触が無ければエネアもラインを超えずに済んだかもしれない。
でも実際には接触があり、両者共にコース外走行をした。
その辺良くわかってるからマルティンもあまり強く言わないんじゃない?
お咎め無しは妥当な判断だと思います。