『ストーナー:適切な選手を何名か選んで、僕の経験を伝えてゆきたい』
★10月18〜20日、オーストラリアGPが行われる。
★10月15日、ケーシー・ストーナー(豪出身、39才、2007/2011年モトGP総合優勝)が、ドゥカティのポッドキャスト『Ducati Diaries』で次のように話した。
【最近、どんな感じ…?】
「エネルギーが出てきたんで、また徐々にモトGPの諸々に興味が出てきました。
物事が以前よりもはっきりと見えてきたので、選手を何名か選んで、一緒に作業していきたい気持ちが出てきたんですよ。僕は色々と提供できるだろうし、100%異なる視点も持ってますからね。
モトGPにおいて、人より上手くできたこともいくつかあったようだけど…でも、充分じゃなかったこともありましたね。
色々な状況を経験したし、今まで誰にも伝えてこなかったけど色々なことを学んできました。
適切な人材と一緒に作業し、僕の経験を伝えることができるような…それをきちんと受け取れるような人材と、一緒に働けたら良いかもって思ってます。」
(※以前、バニャイア選手がストーナー元選手をコーチにと切望していたので、その可能性もあるのかも…。)
【貴方はモトGP業界と距離を置こうとしていたようだが…】
「実は…昔、僕は陽気なタイプだったんですよ…笑ったり冗談を言ったりするのが好きだったし、友達も良く作るタイプだったし。
でも、今は大勢と一緒にいると居心地が悪くって…モトGPに昇格してから、陰気で内向的になってしまったんだと思います。
昔は誰とでも会話を楽しむようなタイプだったし、いつも上機嫌だったんですけどねぇ…すっかり閉鎖的になってしまって。
(モトGP時代は)厳しい時期で…メディアは味方になってくれず…他の選手のようにオープンなタイプじゃなかったから。
僕はオートバイに乗って走りたいだけだったのに、世間にはそれが伝わらず…
他にも色々とやらなければならないことがあり…それが耐えられず、皆から離れて、とにかく一人で居られるようにしていました。」
【結局、27才と言う若さで引退してしまい…】
「いくつかのレースの後、自分のミスやらなんやらで好結果を出せなかった責任を感じ、ずっと座り込んでしまうことがあったんです。
トラックに出れば、誰のことも気にならないし、『好結果を出さないとキャリアが終わってしまう』なんてことも考えないんですが。
とにかく、トラックに出て、やるべきことをやって…時と共に、そう言うことを学んでゆき…最後のシーズンは、精神的にきちんとコントロールできるようになっていたと思います。」
【その後、慢性疲労症候群に罹患し…】
「それに関しては、いまだに闘病を続けてます…でも、ここ数年、なにかと良くはなってるんですよ。
波があって、しばらくソファーに座って過ごすだけ…なんて時期もありましたけどね。本当に完治したいと思ってます。
最初の何年間かは酷くって…そのせいでモトGPやスポーツ全般から、ほぼ完全に遠ざかっていたんですから。
何にもきちんと対応できないような状態で、とにかく耐えられなかったんです。そのため、けっこう鬱状態になってしまって…それで、二輪レース業界から距離を置くことにしたんです。
でも、今は変化があって…レース業界での自分の功績を誇りに思うべきなんだって、そう気づくまでに何年かかかってしまったんですよね。」
(参照サイト:『In Sella』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Mowmag.com』)
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年齢的にも体調的にもコース上で再びライディングを見るのは難しくなってしまったかも知れませんが、将来はGPのスチュワードに就任して欲しいですね、毅然と筋の通った裁定をしてくれそうです。
間違いなくGPの一時代を築いた選手ですね。
超イケメンで、才能もあり、アドリアーナさんは美人で娘さんはかわいいし、何もかもあるライダー。唯一健康面でもう少しタフなら5年は最前線で戦えたろうな。
でも自分のライダー人生ですから好きに生きれば良いと思います。
健康面が復調して何よりです。KCがmotoGPに関わってくれたら嬉しいです。
何名か選ぶ中に小椋藍選手もお願いします 合いそうな気がするんだけどなぁ。
あと数年現役を続けることが出来たなら、マルケスとガチンコ勝負を見られたのになぁ、と思います。
ライディングや実力、立ち振る舞いなど全てひっくるめて1番好きなライダーだなー。
病気で仕方ないけど若くして引退というのもかっこいい。
欲を言えばストーナーvsマルケス見たかったなー。
あと他のライダーがストーナーのテレメトリーを見たら絶対真似できないデータで驚愕したと聞いて本当に天才だなと。
史上最高の選手がGPの中でコーチなりアドバイザーとして復活するのを心待ちにしている。
ホンダと契約してくれないかな〜。