『バニャイア：マルティンにペナルティが出ると思ったが…僕の数え間違いのようで』
★10月26日（土）、タイGPのモトGPクラスでフランチェスコ・バニャイア（ドゥカティファクトリー）が、予選首位、スプリント3位だった。
★予選では首位を獲得したが、スプリントでは「フロントの信頼感が落ち、効果的なハードブレーキングができなかった」とのこと。
★総合順位では首位ホルヘ・マルティンとの差が、さらに2ポイント広がって22ポイントとなった。
★バニャイア選手のコメント。
【マルティン選手が5位に下がった際、エネア・バスティアニーニを攻めて、そのまま逃げ切ろうとは思わなかったの？】
「思わなかったですね…フロントを活用できなかったんで。エネアに追いつこうとは思ったけど、無理でした。0.7秒まで詰めたものの、それ以上は無理だったんで。
速い走りができずにいたら、マルティンに抜かれてしまい…マルティンはグリーン・ゾーンに乗ってましたよね。ここはオーバーテイクが大変だから。」
【マルティン選手のオーバーテイクについて、どう思った？】
「第1コーナーのよりひどかったですね…とにかく、ここはオーバーテイクが本当に難しいから。しかも、今日は1分29秒台ペースの超速レースだったし。
マルティンなんか、グリーン・ゾーンに4回乗ってましたからね…とにかく、皆、限界ギリギリだったんで。
てっきりペナルティが科せられると思ってたんですが…僕のカウントが間違ってたのかな。常に全部数えてるんですけどねぇ（笑）。」
【最終戦までマルティン選手が常に2位を取り続ければ、タイトルを奪われてしまうが…】
「あと5レースありますからね…その全てを2位でゴールしたりはしないでしょう。優勝もするだろうけど、6位前後とか転倒なんかもあるだろうし。
とにかく、自分らの戦闘力を上げることが重要ですから…今日のスプリントではブレーキングで苦労し、得意セクターでも苦戦してたんですから。
厳しいけれど、戦闘力を上げられるよう作業を進めるべきだと思ってます。」
【今、マルティン選手がグリーン・ゾーンに乗っていたと言ったが…】
「今日のペースは驚異的でしたからね…（マルティンは）4回乗ってたと思います。
ペナルティが科せられると思ったんで数えるようにしてたんですが…まぁ、多分、僕の数え違いでしょう。」
【チームオーダーが出る可能性は…？】
「誰の助けも望んでません…これまでも頼んだこともないし、とにかく僕が嫌なんです。僕は常にフェアプレイでいきたいんで。
接触等をしない限りは、アグレッシブな走りだってOKですよ。」
（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Instagram）
