『クアルタラロー:ヤマハサンタに2つのお願い…』
★11月19日、バルセロナサーキットでモトGP公式テストが行われた。
★同テストでのヤマハ選手のリザルトは以下のとおりである。
2位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)
8位アレックス・リンス(ヤマハファクトリー)
17位ミゲル・オリヴェイラ(ヤマハプラマック、2024年はアプリリア機)
22位ジャック・ミラーは(ヤマハプラマック、2024年はKTM機)
★同テストではエアロダイナミクスやフレーム、スイングアーム、エンジン等の改良版が用意されていた。
★テスト後、クアルタラロー選手が西サイト『Motosan.es』のインタビューで次のように話した。
【今回のバルセロナテストについては?】
「新フレームのおかげで、いくつかのエリアを少し改善できたと思います…ただ、トラクションに関しては、まだ駄目ですね。
来年のセパンテストに向けて、なにか完全に違うものを投入し、大きく一歩前進する計画なんですよ。」
【新フレームがかなり良いようで…】
「基本的に、真っ直ぐからマシンを倒しきった状態までのフェーズが改善され…以前より速くなったんです。そこが一番大きな改善点でした。
一方、倒した状態からピックアップまでに関しては進化させていかないと。とにかく、コーナー進入を改善する方向性は特定できたんで、立ち上がりも改善できるような方法を探らないと。」
【タイム順位は2位だったが…】
「ただのテストだから…でも、自分の名前が上にあるのは嬉しいもんで、気分良く帰宅できますよ。
まだトップ陣には遠く及ばないけど、少なくとも楽しめはしました…最高リズムで周回を続けられたんで。
以前よりちょっと速くなったような…トップ陣に近づけたような気がするんですよね…まぁ、よく分からないけど。1日テストでは把握できないから。
とにかく、タイ開幕GPの日曜日には実際の順位が分かるでしょう。」
【来シーズンに向けては?】
「楽しめるようになってきてるんですよ…限界ぎりぎりの走りができるようになったんで。
でも、目標ははっきりしてますからね…またトップに返り咲くことだから。
サンタクロースには、『馬力』と『グリップ』を頼むつもりです…グリップ面では大きく引き離されてるんだから。まずは、速く走れるようにならないとね。
馬力に関しては、サンタが既にエクストラを届けてくれたようだし…でも、もっとお願いしたいんですよね。とにかく足りないんで。」
★なお、クアルタラロー選手は同テスト後すぐに、腕上がりの手術を受けた。
★ちなみにヤマハ新プライベーターであるプラマックチームは2025年よりモト2クラスにも参戦し、若手選手の育成を行ってゆく。
11月18日には選手2名と共に(トニー・アルボリーノ&イサン・グェヴァラ)、チームプレゼンテーションを行った。
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
長かったトンネルの出口が少し近くなってきたようなコメントですね。
低迷中のヤマハとの契約を延長した時は驚きましたが、早くトップ争いをしている姿を見たいです。
まだ他メーカーは本番仕様って訳では無いでしょうけど最終テストで2位に入れたのは大きな前進だと思いますね
更にはプラマック参戦だけで無くてMOTO2にも参戦するって初耳でしたね
下のクラスも参戦する事で路面のデータも共有出来るし良い事はいっぱいあると思います
来年は上位争い出来そうな感じがして来ましたね
優勝争いに加われたらいいですね
まだ他メーカーは本番仕様って訳では無いでしょうけど最終テストで2位に入れたのは大きな前進だと思いますね
更にはプラマック参戦だけで無くてMOTO2にも参戦するって初耳でしたね
下のクラスも参戦する事で路面のデータも共有出来るし良い事はいっぱいあると思います
来年は上位争い出来そうな感じがして来ましたね
優勝争いに加われたらいいですね
エースライダーのポジティブなコメントはクルーの士気も上がるし、いいことやね
YAMAHAは沢山のマテリアルを用意してるから、4人のライダーで分担すればファビオの負担も減るだろうし、経験値の高いライダーが揃ってるからデータも集まるはず
期待してるよ
何年も前から課題がトラクションなんだよな
共通ECUったってもう何年もたつし、エンジニアも引き抜いて来てる。技術的に劣ってる事は無いと思うんだが…じゃあ何が足りないのか?
ロッシの頃から同じ事言ってて改善できないのはエンジンレイアウトのせい?空力?
レギュレーション変更後考えたら無理にV4化しなくても馬力下がるなら昔のヤマハ機で充分速いんじゃね?って思うのは素人考えだよな…
なるほど!ヤマハはVRとのMoto2チームが終了したから後釜にプラマックに継続して貰うことにしたんだね。プラマックはマルティンに限らず、選手を育てられる良いチームなんで、この試みはヤマハとしても早くからライダーを育てられますね。
トニーも速いんだけど一貫性が無いからね。その辺をチームが導いてくれると期待できるライダーになるかも。
テストしてた新たなフロントウイングは相当倒しこんでたから当然、ドラッグが生まれる分
ダウンフォースはチョットは稼げるかも。ただフロントのエアログリップが高くなりトラクションと
コーナリングを稼ごうって意図が、リアのメカニカルグリップを落としてマシンのバランスがねえ
それと高速時でスリップストリームからオーバーテイクすると、恐らく吸い込まれ現象で飛んじゃうかも
何処もエアロバイクを目指して試行錯誤してるけど、まだまだだなって感じが歯痒い。空気力学を更に
洗練させるなら、やっぱり今のF1技術の最先端を採用すべきだけど、MotoGPマシンはF1とは逆行してる感。
あと27年は850ccでしょ、今のMoto2マシンに100㏄程度のバイクにそこまで投資する領域でもないと思う。
このミスリードなトレンドにさっさと見切り付けてエンジンとシャシーに磨きを掛けてドゥカを
片っ端からコーナリングで食うM1の雄姿を再び見たいものです。
F1の最先端って、あれはグラウンドエフェクトを復活させて前後のウイングをコンパクトにしたんでしょ?
トータルダウンフォース量を減らした訳じゃない。
これをどうやって2輪でやるんでしょうか?