『バルトリーニ:クアルタラロとリンスの操縦の違いは?』
★マッシモ・バルトリーニは、長年、ドゥカティで働き、『ジジ・ダッリーニャの右腕』として高く評価されていたが、2023年末にヤマハに移籍し、テクニカルディレクターに就任した。
★最近、バルトリーニ氏が『Crash net』のインタビューで、次のように話した。
【ヤマハのファクトリー両選手の違いは?】
「ファビオ・クアルタラローはブレーキングが上手く、コーナーでスピードを維持していけますね。
アレックス・リンスの方は、コーナー立ち上がりのマネージメントが上手いです。
とにかく、両選手とも実に優秀ですよ。
現在はマシンの全体的なパフォーマンス不足のせいで苦戦しているが、問題を解決しようと進めてる最中なので…まぁ、楽じゃないこともありますよね。
とにかく、両選手とも良い仕事をしてくれてますよ。」
【ドゥカティ選手が勝つとタルドッツィ氏などは、よくピットボックス内で熱狂的に盛り上がっているが…】
「私はけっこう平静な方なんですが…まぁ、ラスト2〜3周で上位争い等をしていれば別ですけどねぇ。
今は開発面に気持ちが集中しているから、レースは分析しながら観ていて…だから、自然と冷静でいられますよ。
タルドッツィは昔からあんな感じだから…(ドゥカティで)20年働いていたんで、もうすっかり友達なんですよ。
ダッリーニャはかなり冷静ですけどね…少なくとも、はた目にはそんな感じです。
タルドッツィはラスト数周で上位争いになると、誰もが抱くようなリアクションを世界中に見せてくれるんですよ。
今後の何年間か、私もそう言う立場になりたいもんで…私も、あんなリアクションができればねぇ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(2025/1/20 2:44:38時点 Amazon調べ-詳細)
タルドッツィのゴール前後の興奮する時を観ていると喜びは伝わりますが、このまま逝っちゃうんじゃないか!?と心配になります。