MotoGP

ダッリーニャ失意『重要エンジニアがヤマハに引き抜かれてしまった…』

『ダッリーニャ失意:重要エンジニアがヤマハに引き抜かれてしまった…』

★数年前よりヤマハはモトGP機の開発に向け、欧州出身のエンジニアを雇用している。

★2022年にはエンジン開発に向け、F1業界からルーカ・マルモリーニ氏をコンサルティングとして招聘した。マルモリーニ氏は以前、アプリリアのモトGP部門とコラボした経験がある。

★2023年シーズン末には、ドゥカティからエンジニアを2名引き抜いた。
エアロダイナミクス部門の責任者に就任したマルコ・ニコトラ氏と、テクニカルディレクターに就任したマッシモ・バルトリーニ氏である。

★ファビオ・クアルタラローは、「ピットボックス内の作業の進め方がヨーロッパ式になり、以前より新たな試みにオープンになった」と認め、ヤマハの対応を高く評価している。

★これ以前は、よくKTMがドゥカティの主要スタッフを引き抜いていた。

★こうした事態について、ドゥカティのジジ・ダッリーニャ氏(ゼネラルディレクター)が『Autosport』のインタビューで次のように話した。

【昨年末は、マッシモ・バルトリーニ氏までヘッドハントされてしまったが…】
「マックスとは、かなり長く組んできたんですよ…ドゥカティ・コルセにとって、重要な人材だったんですけどねぇ。
ドゥカティ機で培った知識と経験をもってすれば、ヤマハに多くのものをもたらすことができるでしょう。
技術者としても、人間的に見ても、彼の離脱は差し障りが出るだろうね。
とは言え、本人のキャリアにとっては重要な一歩なわけだから、こう言う決断をする気持ちは理解できますよ。
私からは何も言えませんよね。」

(参照サイト:『Corse di moto』)

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