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『マルケス:エンジンは2024年版を推す!』
★2月12〜13日、タイのブリーラムにあるチャーン・インターナショナル・サーキットでモトGP公式テストが行われている。
★同テスト初日、マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)は首位だった。
★なお、前回のセパンテストでは3日間総合5位だった。
★初日セッション終了後、マルク選手が次のように話した。
【今日の作業については?エンジン作業もしたの?】
「今日は、ほとんど2024年版エンジンに集中してました…明日、諸々が大きく変わったりしない限り、このエンジンにするのが正しい方向のようですけどね。
ドゥカティ側はけっこう現実的だし、皆、頭脳派だから…(2025年版が)2024年版より100%優れてると言う確証がない限り、エンジン認定に向けてリスクは負えないって分かってるでしょう。
今回、認定されるエンジンは2年間使わなければならないんだから(2025/2026年)。
(セパンテストの)初日から今日まで、2025年版エンジンにはムラがあるって…もう分かってるんですからね。部分的には強力になってるけど、いくつか弱点があるんですよ。
明日、また別の検証をしてみるけど、でも、2024年版エンジンのベースだと、かなり良い感じに走れるますね。」
【弟アレックス選手が2位だったのには驚いた?】
「バルセロナテストでも超速だったし、セパンでは抜いてやろうと思ってたのに駄目で…スプリントのシミュレーションなんか敵いませんでしたよ。
だから、弟だからってわけじゃないけど…正直な話、今回のプレシーズンテスト一番のサプライズなんじゃないんですか。
弟のことは良く分かってるんでね…全て上手くコントロールできてる状態で走りやすいマシンに乗れば、自分に必要なものを見極めることができるんですよ…かなり敏感なタイプだから。
そう言う状態になったら超速ですよ…バルセロナやセパンだけじゃなく、ここでも速かったでしょ。ここのトラックは全然別物なのにね。
今日なんか、一周タイムもペース面もトップ3に入ってましたからねぇ。」
【今日のタイムアタックについては?】
「新タイヤに替えてタイムアタックに挑めば、常にリスクを負って走るものでしょ…『そこまでしないよ』なんて言う選手がいたら、それは嘘をついてるんですよ。どんどんプッシュして、ブレーキングも加速もどんどん強くなっていくものなんだから。
僕はフロントタイヤのテストをしてたんですよ…今回は2種類あるんで、どっちが良いのか判断するのにね。まぁ、僕はプッシュしてるし、リスクも負ってますよ。」
【エンジン選択に関し、バニャイア選手も同意見なの?】
「僕が聞いた限りでは、そうみたいですよ。今日はまだ話し合ってないけど…作業中だったし、今はエンジニア陣と話し合ってる暇もないんで。
とにかく、諸々に関し同意見でしたけどね。エンジンだけじゃなく、フレームやスイングアームも試したけど…同じような意見だったから。」
【チームメイトと意見が合うと、作業がしやすい?】
「エンジニア陣は作業しやすいでしょうね…選手2人が別々のことを言ってたら、どっちに進んでいいか分からなくなるでしょ。
ドゥカティは2通りのマシン開発が可能な状況だけど、でも、ベストな方法ではないですよね。とにかく、今のところは(バニャイアと)同意見です。
今日のテストについては分かりませんけどね…まだ話してないんで。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
案外2024年型6台走らせたほうがデータの面で去年より有利になるのかもね
23年型と24年型は違いすぎてデータうまく共有できなかったようだし
マシンも出来上がってるからシーズン序盤から速そう
ただそれはそうとあれだけ去年欲しがったファクトリーマシンが
結局グレシーニでも乗れたというのがなんとも言えないし
24年型が傑作だったとしてもエンジニアリングで超えるものを作れなかったというのも面白い
エンジン開発凍結するからってかなり前から25年型エンジン開発してたはずなのに
ドカも開発で伸びしろがあまり無ければ追い上げるチャンスとも言えるな
速すぎる。アタックラップはコンマ5ぐらいしか差がないが、レースラップは1秒単位で他より速い。
マルティンが戻ってきてどうかだが、たぶん届かないだろう。今年は2019年以来の「マルケス・イヤー」になる。
去年の最終戦時点でペッコは来年ボコボコにされると予想していたが、思っていた以上に差が大きい。スプリント合わせたら35勝ぐらいするんじゃないか?