
『ドゥカティのみ反対:マルティンにモトGP機テストは必要ない』
★先日、アプリリアが『長期欠場選手が復帰する際、モトGP機テストの実施を認可して欲しい』と提案したが、ドゥカティが反対している。
★アプリリア側は次のアメリカズGPで同件について話し合うことを要請しているが、開催されるかどうかは未定。また、開催されたとしても、全メーカーの賛成が得られない限り、可決されない。
★ドゥカティのダヴィデ・タルドッツィ(チームマネージャー)のコメント。

【アプリリアからの提案については…?】
「将来的には良い案でしょうね…ただ、昨年、エネア・バスティアニーニも同じ問題に直面したが、(モトGP機で)テストをしてみたら…なんて、誰も言ってくれませんでしたからね。
まぁ、良い機会だから、来年に向けて規則を変更すれば良いんじゃないんですか。
そもそも、マルティンにモトGP機テストなんて必要ないでしょ…復帰した途端、うちのライバルになってしまうんだろうから。」
★マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)のコメント。
「僕が(長期欠場から)復帰した時は、そんな規則はなかったですからねぇ。
良いアイデアだろうけど、あくまでも将来的な話でしょ…まぁ、『2ヶ月欠場したら1日テストが可能』って辺りが妥当でしょうね。それ以上は駄目でしょ。」
★マッシモ・リヴォラ(アプリリアレーシングCEO)のコメント。

「良い案だと思うし、一社を抜かし、あとは全社が賛成してくれてるんですよ。
どうしてなんですかねぇ…ホルヘが復帰したって、タイトル争いでドゥカティの脅威にはならないだろうに。どう考えても、もう勝負から外れてしまってるんだから。
私は世界選手権を良くしたいって思ってるだけなんですが…以前、こうした案が出なかったのは残念に思いますけどねぇ。私も、うちの選手が当事者になったから思いついたんであって…。」
★アプリリアはホルヘ・マルティンがセパンテスト初日に骨折し、また、開幕直前のトレーニングで再度骨折したため、現在はカタールGP(4/11〜)での復帰を検討している。
一般的には事前に市販機で走行テストを行うが、モトGP機とは重量やスピードが違うため、その後、レースウィークにモトGP機を試し、結局、金曜セッション後に棄権するケースもある。
★ドルナが介入すれば、全社賛成が得られなくても規則を変更することができるが、ただし、(各社間の)デリケートなバランスを崩してしまう危険がある。
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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バスティアもマルケスも当事者だったドカは驕りもなく、そんなに甘くはないのであった。
来年からだね。
当事者になったから思いついたっていうのがやっぱり虫がいいよ
まさにその通りでこの提案は今チャンピオンを引き入れたが不慮の事故で欠場したapriliaに都合が良すぎる
だから将来的にはいい提案だろうねとなって当然
自社の利益のためではなく広くライダーのためというなら別に今年じゃなくてもいいんだから
エネアもマルクもえらい苦労して
マルクはmotoGPマシンを乗るための筋力はGPマシンに乗らなければ作ることができないと訴えてました
怪我で離脱したライダーは貴重なプラクティスや数少ない公式テストでしか実践的なリハビリができなかったわけです
これって冷静に考えると無茶苦茶ですよ
HONDAとDUCATIはエースライダーの離脱で明らかに悪影響を受けていたわけで
apriliaはその時に利益を得ていたと考えられます
なら今回逆に自分たちが同じ立場になったら他社が利益を得ても仕方ないでしょう
個人的にはメーカー間の話し合いより、選手会を作ってその中で話し合う事案と思う。そう言う意味ではスポーツとして遅れている場所ですね。
ドカの言い分が正しい気がするなぁ
来年からのルールならわかるが、これはアプリリアのわがままでしょう
怪我したのはテストだったけど、追い打ちかけたのは自分自身だったし。それに特例求められても?
そもそも開幕までのテスト回数少なすぎじゃない?って思うし。エンジン凍結されるならもうちょっとテストあってもねえ…そのかわりテスト回数増やすなら欠場復帰前テストはしない方向で
この記事のポイントはDUCATI以外は賛成しているところと、反対側のタルドッツィ、マルケスのコメントだけがあるってこと
幅広く賛成側のコメントが出てくれば違う視点もあるはずで、自分の利益しか考えないタイプのマルケスではミスリードしかない
本当なら復帰に苦労したのだから説得力もあるはずなのにね
前にも言ったけど一石投じるのは良いことだし、それがライダーファースト、安全面が上がるなら議論するべき
ただ、リヴォラのやり方も悪くてワークス以外のライダーについても具体的なアイデアや方法を示さないと自分の利益だけ、だと拒否されるわな
去年まではアレイシがライダー側のリーダー的に立ち回ってくれたけど誰も居ないのも問題
ライダー組合の話も進んでないみたいね
メーカーの利益か、、、、、。アスリートとしてのライダーの安全性を考えるなら、来年初めても良いと考えられることは直ぐにでも始めた方が良いと考えられない?
案自体は悪くないけどやはり今期からではないでしょ
試合が始まってからゴールポストを動かすようなことは良くないね
あるとしても来シーズンからの規則変更が妥当だと感じます。
こんなことで超法規的措置を発動していたらスポーツにならないでしょう。
合同テスト中に怪我したならまだ判るけどト、レーニング中の事故じゃ自己管理が甘いで終わる話たから仕方無い
しれっとチャンピオン争い諦めてるけど…
選手の安全面から考えるとシーズン途中からでも始めるのが妥当だと思うけど。
不慣れな部分で他選手を巻き込む事故なども考えられるし。本人だけの問題でもない気がする。
利益不利益で考えれば公平ではないかな。
この場合、何でテスト走行が必要かということが要点なのかな。
個人的にはそれが安全にモトGP機を操縦するレベルのためならOKだと思う。
なんなら、復帰レースは実際のレースには参加できなくて。FPをテスト走行にあててモトGP機に慣れてもらう。
その次のレースから実際のレースに復帰できるという案なら、タルドッツィさんも納得なんじゃない?
興行的には人気ライダーの復帰が1戦遅れるからマイナスだけど。
ここ数年ドカが圧倒的有利なチャンピオン争いをしているのだから、他メーカーのドカに対する風当たりは強いのは当然。
最速マシンに最速ライダーが乗っていて
今シーズンも上位は独占状態なのだからもう少し余裕有る対応をした方がカッコ良かったと思います。
今年マルティンがアプリリアでチャンピオンになる可能性なんて殆どない訳だし、復帰したとたんにライバルなんて絶対思ってませんよ。
>>一社以外全社賛成
話し合いを賛成してるのか、ルール変更を賛成してるのかよく分からんな
不調なライダー及びそれを抱えるチームしか要望しないから今好調なチーム(ドカ)は当然賛成しないし。。。
こういうのは、ドルナが音頭を取ればいいと思うなあ。どこのチームも今後同様のケースが発生する可能性はあるのだから、悪い話だとは思えないのだけれど。
ドカが反対するのは、同じ国のライバルメーカーだからなのかな?知らんけど