
『マルケス謝罪:ディ・ジャンナントニオとの事故は僕の責任です』
★4月13日(日)、カタールGPのモトGPクラスでアレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)が、決勝6位だった。現在、総合2位(−17ポイント)。
★第3ラップ第3コーナーでファビオ・ディ・ジャンナントニオに抜かれ、抜き返そうとした際に接触してディッジャ選手を押し出してしまった。
両選手とも転倒はしなかったが、ディッジャ選手は大きく降格した。その後、アレックス選手はLLP処分を受け、12位まで降格した。
★決勝後、アレックス選手が次のように話した。
【ファビオ・ディ・ジャンナントニオとの接触については…?】
「スタート時点から色々と起きてしまい…好スタートを切ったものの、第1コーナーではもう何がなんだか…あとで兄マルクに聞いたら、『リアが流れたんで、アクセルを閉じた』と言われて…。
てっきり加速してるんだって思ってたんで、自分もそうしなければと思い…そうしたら、(ディ・ジャンナントニオに)にぶつかってしまったんです。とにかく、2人とも問題なくレースを続けることはできたんですけどね。」
【もっと詳しく話してくれる…?】
「(スタート直後)兄がプッシュしていないようで…タイヤ温存のためフランコ(モルビデッリ)を前に出してたようなんで、『それは良い考えだな』って思ったんです。
第3ラップ第10コーナーで、ファビオに抜かれたんで…僕は第12コーナーで抜き返そうとしてたんですが、そう言うことをするには丁度良い場所ではなかったんですよねぇ。完全に僕がミスりました。
それでロングラップペナルティを科せられ、実行しました…あと、ファビオとチームの皆さんにも謝罪しました。」
【100%貴方のミスだったの?】
「多分、ファビオはラインを塞ぎ気味に走ってたようだけど…でも、それは当然のことなんで。抜かれそうになったら、そうすべきですからね。
とにかく、ミスをしたのは僕であって、ファビオではないんで…こう言うことが起きたら、きちんと認めて責任を取らないと。僕の言い分とかは特にないです。」
【ディッジャ選手とは和解したの?】
「僕は話しをしようと思ったんですが…『(チーム側から)今はまだ、そう言うタイミングじゃない』と言われてしまって…まぁ、そうですよねぇ。」
【レースの方は、その後どうだったの?】
「あわてないようにして、自分のリズムをキープし、追い上げていくよう頑張りました。チャンピオンシップのことを思えば、それなりにポイントが稼げたんで…ポジティブな点もけっこうありました。」
【マシン左側のウィングが全て欠損してたことは気づいていた?】
「いくつ外れてしまったのか分からず…ゴール後、確認しました。マシン自体は飛ぶような勢いで…どんどん抜いて行けたんで(笑)。
ただ、高速コーナーとか、いくつかの地点では感触がイマイチで…全体的にちょっと変な感じでした。でも、マシン自体はそれほど悪くなく…1分52秒8を出してましたからね。
速い走りができてたし、良かったですよ…とにかく、僕がミスをしてしまったんです。」
【ミスなしだったら、何位ぐらいだったと思う?】
「今日はマシンが絶好調だったし、チームも良い仕事をしてくれてたんで…でも、そう言うのは分からないですよね。」
(参照サイト:『Gpone』)
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すぐ自身の非を認めるのは良い事です。
只マルケス弟はこの手の接触が多いね。