
『モトGP情報:アプリリアのマルティン後任は?BMW参戦の可能性は?』
★モトGPのトップ選手の契約は大半が2026年末までなので、本来ならば、2025年シーズンは去就情報で盛り上がらないはずだった。
しかし、ホルヘ・マルティンがアプリリアとの契約解除を希望したため、後に続こうとする選手らも出てきており、通常、契約問題には介入しないドルナ(モトGP運営会社)のカルメロ・エスペレータ代表が激怒している。
★マルティンvsアプリリア問題は、上手くいけばマネージャーと弁護士による話し合いとなるだろう…そして、最悪の場合は裁判所に判決を委ねることとなる。
いずれにせよ、同問題の結論が出るまで、他の選手の去就問題は保留されることなるだろう。
★マルティン選手のアプリリア離脱およびホンダ移籍が決まった場合、アプリリアファクトリーのシートはルーカ・マリーニ(現ホンダファクトリー)とフランコ・モルビデッリ(現ドゥカティVR46)で争う可能性がある。
ちなみに、VR46チームのモルビデッリ後任シートはペドロ・アコスタ(現KTMファクトリー)が狙っており、実際、イタリアGPの際はドゥカティミュージアムを訪ねたり、オランダGP中はVR46チーム専用のインタビューパネルの前でふざけたりしていた。ただし、アコスタ選手の現契約も2026年末までのなので、解除を希望した場合はドルナの怒りを買うこととなる。また、ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(現ドゥカティVR46)が、アコスタ選手のこうした態度に苛立ちを見せている。
★エネア・バスティアニーニ(現KTMテック3)も可能ならば契約解除を希望しているだろうし、また、昨年はアプリリア移籍が叶わなかった身である。
★ヤマハプラマックは2026年にトプラク・ラズガットリオグルが加入するため、現選手のジャック・ミラーとミゲル・オリヴェイラのどちらかが放出されることとなる。2人とも実力があるうえ、運営側にとっては貴重な国籍の選手である(オーストラリア&ポルトガル)。
★アプリリア側としては、マルティン後任にアイ・オグラ(現アプリリアTrackhouse)を据え、オグラ後任としてモト2選手を加入させると言う案もあるだろう。
例えば、マヌエル・ゴンザレスはアラゴンテストで既にアプリリアRS-GP機を試走しているし、2026年よりブラジルGP開催が予定されているためディオゴ・モレイラ(ブラジル出身)のモトGP昇格も取り沙汰されている。
★ただし、問題はホルヘ・マルティンと言う、チャンピオンライダーの後任に見合う格の選手がいないと言うことだ。このためアプリリアは、マルティン続行の案も排除していない。
アッセンGP中、マッシモ・リヴォラ(アプリリアレーシングCEO)が次のように言っていた…「合意に達することができなかったら、(マルティンは)どこにも移籍できないだろう。過去にも、メーカー側に不満を抱えながらもタイトル争いをした選手はいることだし…」。
★なお、BMWのモトGP参戦の可能性も注目されているが、最近のマルクス・フラッシュ(BMW MotorradのCEO)のインタビューによれば、「(モトGP参戦は)まだ決定していない」とのこと。
また、「2027年からの参戦は、まったくもって現実的ではない」とも言っているので、どれほど早くても、モトGP参戦は2028年以降だろう。
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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移籍1年目は1年契約縛りをしたらいいと思う
マルティンの問題は2年契約なのに1年で移籍しようとしてる事ではなくて、マルティンが理由にしてるアプリリアのバイクやチームの戦闘力に対する評価や評価の仕方が正しいのか?って事ですよね
なんかそこがごちゃごちゃになってしまってるような気がするよ
2年契約なのに1年契約で解除しようとするのがダメなのであれば、オリベイラを契約解除しようとしてると噂されてるプラマックやヤマハも批判すべきだし、過去にもチームやライダー双方から解除したって事例はたくさんあるよね