
『リンス:道は2つだけ…諦めるか、このまま頑張るか』
★7月18〜20日、チェコGPが行われ、モトGPクラスのアレックス・リンス(ヤマハファクトリー)が予選15位、スプリント18位、決勝15位だった。現在、総合18位(−339ポイント)。
★決勝後、リンス選手が次のように話した。
【今週末については…?】
「繰り返しになるかもしれないが…常に問題は同じなんです。
とにかく、コントロールが難しくって…グリップやトラクション不足…そして、オーバーテイクを試みるとエンジンの馬力不足のせいで、無理をしすぎてしまい…そこが最大の問題ですね。まさに、そう言うことなんですよ。
こうなると、道は2つだけでしょ…諦めるか、このまま頑張るか。」
【クアルタラロー選手やミラー選手は、それなりに健闘しているが…】
「あの2人と比べて、一番大きな違いは…あの2人は予選でゼロコンマ何秒か僕より速く、前方グリッドを確保できることですね。そこが一番大きな違いです。」
【ヤマハ側は何か対応してくれてるの?】
「問題が何かは把握してくれてます。今年初めに抱えていた問題に酷似してるんで。去年もその問題だったし…つまり、なんて言っていいのか分からないのでしょう。
問題は把握していて、その改善に向けて頑張ってるってことですよ。(ヤマハ側は)今使ってる物に対しては、もう予算は割かないって分かって作業してるんですけどね。
実際のところ、うちは将来の方に目を向けてるんですよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)