MotoGP

V.ロッシ:やる気が沸くリザルト&シッチはやり過ぎ

モトGP『ロッシ:やる気が出てくるリザルトです』




ドゥカティでの初表彰台を獲得したヴァレンティーノ・ロッシ選手が、間接的にはこのリザルトを与えてくれたとも言える例の転倒スキャンダルについて語り始めた。
「僕としてはね、シモンチェッリ選手とペドロサ選手の接触を除けば、すごく良いレースだったと思ってますよ。
良い競合いもあったし、見事な追い越しもあって、ラストラップまでもつれこんだ競合いやら、それに意地の悪い追い越し…ロレンソ選手がドヴィツィオーゾ選手を抜いた時のやつなんかもあってね。こう言うのがオートバイレースであって、始めた時から僕はこう言うのが好きなんですよ。
例の接触事故についてはよく見ていないんですが、シッチがスペースを空けてやらなかったように見えますけどね。
ケガをしてしまったダニのことは、非常に気の毒だと思います。ブレーキングでマルコの方が速かったのだろうけど、でもペドロサ選手にしたら“もう何もできない”って感じじゃないのかなぁ。消えるわけにもいかないんだから。前を塞ぐ時は、少しスペースを空けてやらなければならないものなんですが、ただ、運営委員会がペナルティーを出す際に、ここのところ問題になっていた件が影響してしまったんじゃないでしょうかね。」

それではレースの話をしましょうか。ドゥカティでの初表彰台となりましたが、何か変化が出てくるでしょうかね?
「ものすごく嬉しいです。残念なのは、もう少しポイントを稼げればね。特に、加速時にウィリーして動くんですよ。ホンダ勢は驚異的な力を出してるってのにね。それでドヴィの後ろで苦戦してしまって。でも、ロレンソ選手が引き離そうとしてた時に、もう全力で頑張りましたね。何が何でも食いついていかなきゃって思ってね。かなり迫ってましたから…。ただ、ロレンソ選手もコンスタントにプッシュしてたんで。でも、コースポイントによっては僕の方が速かったわけだから、まぁ、良い闘いでしたね。満足してますよ。だって、ヤマハが僕らにとって一番の標的だったんですから。良い手応えでしたよ。強い走りで、上手く操縦できたんですからね。もうちょっと慣れてきてたら、このマシンでドヴィツィオーゾ選手を食い止めれたのになぁ。」

4レース目にしての表彰台は、ロッシ選手としては想定内なのですか?それとも想定外?
「ストーナー選手は常に、このマシンに猛烈な勢いで乗ってたって言ってたけど、去年、彼が初表彰台を獲得したのはアッセンだったでしょ。だったら、悪くないですよね…。僕は満足してるんですが、特に、去年の11月に始めた時に僕らは後ろのグループを走ってたわけだし。マシンの調子のせいにせよ、僕の体調のせいにせよね。厳しかったですよ。懸命に作業してこなければならなかったんですけど、まぁ、ここまで辿り着きましたね。これからはもっと前に寄ってい行って、表彰台に上がって、良いレースをしてゆきたいです。そして、もっと上達させてね。」

テストの時に比べると、どの辺が良くなったのでしょう?
「ウォームアップ前にモディファイをしたんですよ。コーナー進入時に後輪のフィーリングがいまいちだったんでね。レースに向けて更にモディファイして、シケインに強く入っていけましたね。このマシン向けのラィディングがまだ出来てないし、今回のレースは色々とちょっと理解するには重要な場になりました。
GP11機は悪くなかったですね。まぁ、僕のモチベーションとチーム全体の働きがポイントになったわけですが。今回のリザルトのおかげで、またやる気が沸いてきましたよ。」

軽い質問なんですけど、もし現在のヤマハに乗られたらどうだったでしょうね?
「さあ、どうでしょうね。多分、もうちょっと良い結果を出してたかなぁ。1ラップで、ゼロコンマちょっとは速かったかもね。」

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事: Moto.it 2011年05月15日




別インタビューでは
「今回の目標は打倒ロレンソでした!」と明言してましたが…

ロッシ選手、いよいよ本領発揮?
このまま頑張れ!クリックPrego

人気ブログランキングへ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP