モトGP『ダニ全快までシモンチェッリは休場すべきでは』
ル・マンGPのレース中、マルコ・シモンチェッリ選手からの接触を受けダニ・ペドロサ選手が転倒リタイヤした一件について、ホルヘ・ロレンソ選手がツイッターで持論を述べている。
シモンチェッリ選手にライドスルーのペナルティーが科せられたことについては、
「僕の意見としては、今回のペナルティーは軽すぎる。少なくとも1レース休場にさせなきゃ(2005年茂木戦で僕がペナルティーを受けた時みたいにね)。もっと理にかなっているのは(相手への被害程度と同等に)、ペドロサ選手が全快するまでレースに出さない…とかね。」と。
また、ケーシー・ストーナー選手がランディ・ド・プニエ選手を殴った件と比較して、次のように述べた。
「あれはダメだよね。でも、この2つの件の違いはランディはピンピンしているけど、ダニはケガをしてしまったってことだな。ケーシーがカッとなった気持ちは分かるけど(僕もスローペースで走って他の選手から苛つかれたことがあるし)、でも、殴るのはやり過ぎだし、モトGPのイメージに傷がつくよ。」
また、ロレンソ選手は次のようにツィッターを締めくくっている。
「でも、シモンチェッリの件とランディが殴られた件を比べるのはちょっとね。アメリカンフットボールのプロテクターを付けるのと、痛み止めの薬を飲むぐらいの違いでしょ。
でも、そんなもんじゃなくて、マシン2台が接触して、選手片方だけか…それか両方が転倒したら、アッと言う間にどちらかがケガをしてしまうわけだからね。自分の経験から言ってるんだし、責任も感じてるんだ。
今回、僕がドヴィに対してとった行動はとても正当なことだし、あんなこと(追い越し)をしてしまって後悔しているんだ。二人とも転倒してしまっていたかもしれないんだから。だから、ああ言うことは最大限に避けなければならないんだ。たとえブレーキングに失敗して、ついやってしまったとしてもね。」
ロレンソ選手がシモンチェッリ選手の乱暴なライディングを嘆くのは、これが初めてのことではない。
(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事: Diario AS 2011年05月16日)
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ロレンソ選手の口振りからすると
ドヴィツィオーゾ選手に謝ったんでしょうかね…
最近、すっかり大人になったと評判のロレンソ選手に
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ロレンソは悪童のレッテルを返上しようとしてるね。 尖ってイメージを悪くするのは広報的にはマイナスだと判断したみたい。 この辺はロッシが先生なのかもね・・w
まぁチャンピオンなんだし、心に余裕をもってレース続けていけばファンは勝手に増えていくんじゃないかな。(^^)