モトGP『シルバーストーン:ロッシ玉砕にストーナー・ロレンソ・シッチが驚き』
シルバーストーンでのヴァレンティーノ・ロッシのがっかりパフォーマンス(予選13位、PPのストーナーとは3秒以上のタイム差)に、ライバル達も驚きを隠せないでいる。かつてロッシのマシン(ドゥカティ)を駆って総合優勝を果たしたストーナー選手や、元チームメイトのロレンソ選手、また、友人だけどコースに降りたらライバルのシモンチェッリ選手が次のように語っている。
ケーシー・ストーナー
「ちょっと変な感じがしますけどね。だって、ここ最近のレースでは非常にコンペティティブだったし、特に本戦がそうでしたよね。トップ陣からこんなには離れていなかった。僕的には、どう言うことになっているのか理解しがたいんですが、でも、乗り心地良さそうにはしてないようだし、もっと強くプッシュできないでいるんじゃないかな。」
ホルヘ・ロレンソ
「フリー走行の第1セッションではトップとかなり差がついていましたよね。アッと言う間にコースのことを把握して、トップ陣に迫ってくんだろうなぁって思ってたんですけど、無理でしたしね。TV画面越しに見ていると、マシンの乗り心地がかなりしっくり来てないって感じで、悠々と乗りこなしてはいないですよね。苦労してるって風で、ドゥカティ機が乗り心地悪そうっな感じに見えますが。そう言う感覚って、分かりますけどね。モトGPクラスではマシンやタイヤに対して信頼を抱けない時は、こんな風にスピードが出なくなるもんですから。」
マルコ・シモンチェッリ
「そりゃあ、あんなに後ろで、最後尾に近いところを走ってるヴァレンティーノ・ロッシを見るってのは変な感じですよね。実際のところ、どんな状況かは、なかなか分からないですよ。ただ、ここ最近のレースではどんどん良くなってたけど、ここのコースじゃ落着かないでしょ。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Motograndprix 2011年06月12日)
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ストーナーは何が裏があるんじゃ…と
ちょっと疑ってるようですかね。