モトGP『伊藤真一予選:パドックの雰囲気は最高』
HRCテストライダーの伊藤真一選手が明日、自身のライダー人生において一、ニを争う感動的なレースを走る。
44才にして、引退から4年振りの世界選手権であり、最後尾からのスタートを切ることとなる。惜しくも本日午前に行なわれたフリー走行で転倒し、セッティング作業に遅れをきたしてしまったのだ。その後の予選では昨日よりもラップタイムを上げることが叶わなかった。
「今朝の転倒で、ちょっと自信を失ってしまい、予選ではリズムに乗ることができませんでした。セッティングでも頑張ったんですが、丁度良いのが見つからなくって。今夜、メカニックを打ち合わせて、ウォームアップで何とかするつもりです。とは言っても、パドックの雰囲気ってのは素晴らしいですね。大好きですよ。GPライダーとしてここに居れることに本当に満足してます。良いレースができるようベストを尽くすつもりです。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Motograndprix 2011年10月01日)
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