モトGP『チーム・グレジーニ、バレンシア戦へ』
ホンダ・グレジーニ・チームが、次回ヴァレンシアGPへ参戦する意向があることを明言した。
チーム内部の情報筋により、スタッフがヴァレンシア・サーキットへ入ること、その際、ボックス内にはシモンチェッリ選手を追悼し58番を掲げたホンダRc212V機が据えられること等が確認されている。
チームマネージャーであるファウスト・グレジーニ氏自身はいまだ決めかねているが、同チームの選手らは全員出走することとなる。なお、グレジーニ氏の決定が下されるのはシモンチェッリ選手の葬儀後。
次回ヴァレンシアGPでは、先日のマレーシアGPで非業の死を遂げたマルコ・シモンチェッリ選手への追悼オマージュが計画されているが、グレジーニマネージャー自身は、モトGPチームライダーである青山博一選手、モト2チームライダー高橋裕紀、ミケーレ・ピッロ両選手の参戦に対し、いまだ最終決定を下していない。
10月27日の日中ないし、同日執り行なわれるシモンチェッリ選手の葬儀の後、チームより何らかの発表がなされる予定。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Sport MEDIASET 2011年10月25日)
きっと、シモンチェッリ選手のご両親なら、
「参戦しないなんて、うちの息子が喜ぶわけない」って仰るような気がします…
マルコ・シモンチェッリ選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。