モトGP『V.ロッシ:ランチでスライディング』
西部劇に出てくる有名どころのランチ(牧場)のことは忘れて、今回はヴァレンティーノ・ロッシがマルケ州タブッリャの町に作ったランチ(私設トレーニングコース)の話。
舞い上がる湯気と埃は牧草を食む『馬』のせいではなく、ロッシ選手や友人らがマシンで繰り出すスライディングのせい。
それぞれの胸に宿る『二輪を駆る少年』にとっては最高の遊び場で、かの有名な採掘場に取って代わり、今やロッシ・ファミリーが集い合う新たな場になりつつある。
さて、その走り具合はどんなものか…ヴァレンティーノ・ロッシみずからがYouTubeで披露している。
ビデオ製作にあたり監督を務めたのは元スーパーバイク選手で現在『La 7』チャンネルのコメンテーター、マウロ・サンキーニ氏。出演するはロッシ選手はもちろん、マッティア・パジーニ選手、アンドレア・イアンノーネ選手など。
シンプルな演出も上出来で、堅い地面の良好コースに彩られるモトクロスマシンの長いスライディング。
冬場のライダーらにとっては有効かつ楽しいトレーニングだ。
映像を見る限りでは、アメリカ人元ライダーのケニー・ロバーツ氏が作り上げたランチにも負けない出来のようではあるが、読者の皆さんはどう思う?
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2012年01月22日)
まさに水を得た魚って感じですかね…
ロッシ選手、今年はレースでも水を得た魚になってね!クリックPrego
この映像を見るかぎりVRはかなり抑えて軽く流すようにしか走っていない様子、2010の教訓かな?
私設コースにはターマックなどはないのでしょうかね?
ロッシ私設コースの全体写真が下の記事にあるんですが…パッと見はなさそうですねぇ。
http://gp.lachirico.com/2011/11/14/motogp-540/