MotoGP

L.スッポ『中本さんはイタリア人じゃないんで…』

モトGP『スッポ:ロッシについて?ル・マンでは中本発言に誤解があった』

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さて、今度はリヴィオ・スッポ氏にHRCホンダの今後について語ってもらおうではないか。
ケーシー・ストーナーの引退宣言を受け、ヴァレンティーノ・ロッシホンダ復帰話がぶり返してきたわけで…ル・マン中本修平氏から飛び出た『なんでもあり』発言もまた、その噂を増長させているのだ。

2週間前…バルセロナ戦終了後すぐに、ホンダHRC副社長である中本氏が日本人ジャーナリストによるインタビューを受け、それによれば中本氏のロッシ選手に対する立場が決定的に変わったかのように思われるのだ。中本氏はなかなか明瞭で、『ヴァレンティーノが希望できるのはホンダのプライベート機のみで、ワークスはなし』と。

一方、HRCマーケティング・ディレクターを務めるスッポ氏は、同件について次のように明かしてくれた。
「ル・マン以降、何も変わってないですよ。ル・マンでヴァレンティーノに対し何も始まってませんから…ただ、マスコミの間で曲解されただけでね。実際のところ、この件に関してはプライベート機のことが話されてたんであって。あらゆる点からして、ホンダが考慮しなければならない事ですからね。現段階では将来に向けて、うちでは別の選択肢を検討している最中ですから。」

ホルヘ・ロレンソがホンダから固執されており、中本氏もバルセロナで同選手のマネージャーと面会したことを認めてますが…。
「そうですね…ただ、単に面識を持ったと言うことでね。現時点では、ホルヘとの交渉は一切行なってません。」

ロレンソ選手がヤマハと契約更新をした場合でも、HRCでのロッシ選手に対する関心は高まらないのでしょうか?
「ヴァレンティーノが来年どうなるのか…イタリア人が大いに知りたがってるのは理解できますが、ナカモトはイタリア人じゃないですから。まぁ、プライベート機に関しては何ら障害はないってことでね。」

この回答からすると結局ところ、10年振りにホンダ&ロッシのカップリングを見たいと願ってる者にとっては、大した希望はないと言うところか。


(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Omnicorse.it 2012年06月07日



スッポさんって、中本さんのフォロー役なんでしょうかねぇ…


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POSTED COMMENT

  1. ko1kubota より:

    ふと思ったんですが、中本さんはロッシにマシン開発に口を出されたくないと思ってるのかも知れないですね。

    かつての在籍時にホンダのマシン開発の考え方とロッシの考え方に差異がある事は分かっている訳だし、ドゥカティでは従来の方向性とは違うマシンの開発を先導してうまくいっていないも確かな訳だし・・

    サテライトでHRCが開発しマシンに文句を言わずに乗るんだったら来ても良いよ位の考えなのかもしれないですね。

    ホンダの将来はマルケスに託すっていうのはもう決まってる事んだろうし、ロッシが在籍するとしても一時的な事。HRCとしては考えるとすればマルケスと相性の良いマシンを開発する事であって、長く在籍しないロッシにマシンの方向性を変えられても迷惑なだけでしょうしね。

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