モトGP『スピース:ルーキー・ルール廃止に納得いかず』
ドルナおよびIRTAが『ルーキー・ルール』を廃止することに対し、ベン・スピース(ヤマハ)が怒りをおぼえている…しかも、かなり。
実を言えば、同ルールによりワークス入りを阻まれた最後の選手なのだ。これさえなければ、2010年には…ムジェッロでヴァレンティーノ・ロッシが負傷した年にはワークスM1機に乗れていただろう。
現在、同ルールの撤廃にあたってはホンダからの要求によって動きがあったわけで、つまり、2012年いっぱいで引退するケーシー・ストーナーの後任としてマルク・マルケスをHRCに引き入れたいと…日本最大のメーカーの要求にモトGP運営サイドが早々に譲歩の動きを見せたと言うわけだ。
『テキサス・テロール』ことスピース選手としては、この状況を、まったくもって不公平な扱いが明るみに出た…とみているのだ。
《ルーキー・ルールが変更されるって話を聞いたんだけど。時々、思うんだよね…僕らって異なるパスポートを持つべきじゃないかって。》とツイッターでコーリン・エドワーズに向かってつぶやいているのだ。
また、スピース選手は渦中のマルケス選手に対しては何ら遺恨はないことを強調している。
《マルケス選手に対しては何も問題ないよ。速い子だよね。僕はただ、どこの国に生まれたかってことが障害になったり助けになったりすべきじゃないって言ってるんだ。》
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Omnicorse.it 2012年06月20日)
現在のモトGP界は、アメリカ人には不公平な感じなんでしょうかねぇ…
2010年にルーキールールがなかったらどこのワークスに乗れてたの?FIAT?
ロッシ負傷の代役としてワークス入りできたということではないでしょうか
いつも楽しく拝見しています。
ヨーロッパのスポーツですから仕方ないです。
それよりもスポンサーを取れるか、のほうが大きいかな?
マルケスにはレプソルがセットですし。
日本人ライダーも多くが同じ想いでしょう。