『モトGP：ロレンソ、ケビン・シュワンツの記録と並ぶか』
★ホルヘ・ロレンソがカタール戦でモトGP最高峰クラスにおける通算24勝をあげ、80〜90年代にヤマハで大活躍し3度のタイトルを獲ったウェイン・レイニーの通算優勝回数に並んだ。次にロレンソ選手が獲得するであろう25勝は、モトGP1993年、スズキでタイトルを獲ったケビン・シュワンツの記録と並ぶことになる。
★ケビン・シュワンツの地元テキサスGPで、このタイ記録が実現するかもしれない。現役ライダーが大先輩の大記録に並んだ際には、レース後に両者を交えてセレモニーを企画するのが慣例で、2008年のル・マンでは、バレンティーノ・ロッシがヤマハM１で通算90勝（全クラス）をあげ、同記録の保持者アンヘル・ニエトが共に勝利を祝った。
しかし残念ながら、ホルヘ・ロレンソがCOTAでこの記録に並んだとしても、ケビン・シュワンツを交えてのセレモニーは無いだろう。なぜならば、シュワンツ氏はサーキットのオーナーと係争中であり、同サーキットに招待される事は無いものと見られる。
- 最高峰クラスの通算勝利回数（）内はタイトル数
Valentino Rossi 79（7）
Giacomo Agostini 68（8）
Mick Doohan 54（5）
Casey Stoner 38（2）
Mike Hailwood 37（4）
Eddie Lawson 31（4）
Kevin Schwantz 25（1）
Wayne Rainey 24（3）
Jorge Lorenzo 24（2）
Geoff Duke 22（4）
Kenny Roberts 22（3）
John Surtees 22（4）
Dani Pedrosa 22（0）
（Source：2013年04月18日 Motograndprix記事より抜粋）
ちなみに今回のテキサス戦ではヴァレンティーノ・ロッシ選手も、ちょいと記録更新があるようでして…
スペイン人記者の方がこんなツイートを出しとりました。
《オースティンでヴァレンティーノ・ロッシが最高峰クラス最多出場記録の第2位（218参戦）となる予定。1位はバロス選手（245参戦）。》
En Austin, @valeyellow46 se convertirá en el 2º de la historia que más carreras ha disputado en clase reina (218) por detrás de Barros (245)
— elena isardoさん (@elenaisardo) 2013年4月18日
