『豪華すぎるぞ!イタリア座談会』シリーズ、最後です。
最後はですね…
やはり、2013年総合優勝チームのマネージャーことスッポさんの面白コメントを集めてみました。
全体的に、一番たくさん載ってたもんですから。
【その1】【その2】がまだの方は、そちらからどうぞ。
それから下の人物紹介は同じですんで、読了済みの方はズズッと飛ばして下さい。
リヴィオ・スッポ。ドゥカティでチームマネージャーを務めていたが3年前にHRCへと移り、今年からは日本人以外で初の同チームマネージャーに就任。ハスキーな低音で一見強面だが、レポーターの真面目な質問に対し呪文のようなイタリア定番ギャグで煙に巻くお茶目な一面もある(管理人注:同ギャグについては翻訳できませんでした。イタリア人に聞いても、説明不可能と言われました)。ダンスも上手い。
★『Motosprint』誌の『Caschi d’Oro(金のヘルメット)』授賞式がイモラで行なわれ、モトGP4大メーカーの主要人物が一堂に会した。
リヴィオ・スッポ(ホンダ)
「【現在のモトGPは退屈だと言う者もいるが…】確実に今年は、マルケスのライディングスタイルやレース・アプローチのお陰で見せ場が増えたって言う話から始められるでしょう。オーバーテイクのほとんどは彼絡みだしね。一方、ここ最近はダニ(ペドロサ)やケーシー(ストーナー)、ホルヘ(ロレンソ)がやや保守的な感じだったから。とにかく表彰台に上がるのは常に彼ら3人だって本人達も分かってたわけだし、どう言うリスクがあるかも分かっていて、ほとんどのレースで順位を維持する事を狙っていた。それがマルケス登場によりタイトル争いに面白みが加わった。
モトGPにおけるネガティブ面ですか?マルケスとマルコ(シモンチェッリ)の戦いが見られたなら素晴らしかったでしょうねぇ…もはや絶対に見られないものだが。
【ドゥカティに移籍したジジ・ダッリーニャへ一言…】実のところ難しいですね…ドゥカティに居たのは4年も前だし、もう私が働いていた頃とはすっかり変わってるでしょう。フィリッポ・プレツィオージも辞めてしまったし…当時は私の上司で、会社の大黒柱だったんですから。
ジジの移籍は嬉しいですよ…今でもあの会社には愛情を抱いてますから…自分の人生の11年間を捧げたんですからね。今年のようなシーズンを送ってしまえる会社を見るのは、残念な事ですよ。ジジのこれからに幸多かれと祈ってます…私の友人もどっさり働いてるんですからね。本当にまた最強メーカーに戻って欲しいと思ってますよ。
【マルケスとストーナーを比べて…】2人とも途方もない才能の持ち主だと言う事は確かですね。先程、ムジェッロでの転倒シーンを見たばかりですが…本当に強く打っていたのに、午後にはマルケスはマシンに乗ってたんですよ。両選手とも、酷い転倒の後でも最強の走りができるライダーですね。違うのは性格でしょう。マルケスは明るいタイプで、おそらく長く現役で走り続けるでしょうね。ああ言う性格だと、プレッシャーもかなりコントロールしやすいから。フィリップアイランド(ピットインする周回をミス)のような事があると、かなりピリピリしてしまう選手もいるが、あの性格のお陰で機嫌を損ねることもなく、落着いてヴァレンシア戦へと向えました。
【マルケスとストーナーが一緒にレースに出たら素晴らしいのでは…】当然、ファンからしたら…両選手のスタイルから言っても驚異的な見ものになるでしょうね。ただ、実現するとは思えませんが。マルケスの存在が良くも悪くもストーナー復帰に関与するとは思えません…ストーナーは常に自分の事は自分で判断してきた…他人の影響を多大に受けるような事はなしにね。」
(Source:2013年12月09日 Moto.it記事より抜粋)
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