『マルケス:ロレンソは僕に対して少し怒ってる』
★マルク・マルケスがスペイン『Mundo Deportivo』サイトで、次のように語った。
「(ヴァレンティーノ・ロッシとは)いつも上手く行ってるんですよ。モトGPクラスに昇格した時も、挨拶しに来てくれたし。ヴァレンティーノとは一緒に良く笑ったりして…彼から学ぶ事もどっさりあります…特にライバルから勝利をもぎ取るやり方とかね。その点に関して、彼はまさに『ドクター』ですから。
2013年の流れからして、ホルヘ(ロレンソ)が僕に対して怒りや羨望の気持ちを抱いているかどうかですか?さぁ…分かりません。ただ、彼の立場だったら…そうだとしても理解できます。」
(Source:2014年03月27日 Motosprint記事より抜粋)
さて、上のマルケス選手のコメントは最近のものなんですが…
以前、読者さんからリクエストのあったロレンソ選手のインタビュー記事の中に、マルケス選手について触れてる箇所があったんで抜き出してみました。
ちなみに、こちらの方は2月末ごろの記事ですんで…
『ロレンソ:負ける術を知らなかったから、学ばねばならなかった』
★ホルヘ・ロレンソがスペインの新インタビュー番組『Viajando con Cheste』で、次のように語った。
【ホルヘ・ロレンソは横柄で無愛想と言うイメージが付いているが…】昔は内向的だったし、喋り上手な方でもなかったし…真面目な顔で…少しうぬぼれていて。確かに、意図していなかったとは言え、15〜19才ぐらいの頃に僕が醸し出してたかもしれない横柄なイメージを100%ぬぐい去るのは難しいですね。
【ライバルの事は敵呼ばわりしてたが…】そう、そう。僕らは敵同士で、口もきかなかった…ダニ(ペドロサ)のマネージャーと僕の元マネージャーも口をきかなったんですよ。僕らは敵同士でしたね。
【現在、マルケス選手との関係はもっと上手くいってる?】良くなりました…そう、良くなりましたね。彼がオーバーテイクをかける時、アグレッシブ過ぎると思っていた際には、僕らの間に衝突がありましたね。
【マルク・マルケスが第二のホルヘ・ロレンソになるのは脅威?】いいえ、彼は新生マルク・マルケスだから。僕らはかなり性格が違うんで。1年目にして、僕を打ち負かしたしね。
【打ち負かされる恐怖は?】いいえ…もうそうなったから。1年目にして僕を負かしている…色々と理由はありますけどね。第一に、彼はライダーそのものなんですよ…驚異的な才能で、6レースで勝ち、たまたまチャンピオンになったわけじゃない。ただ、僕らがケガをしたと言う恩恵はありましたよね…おもなライバルがケガしなかったら、優勝はしてないんじゃないですか。ただ、そんな事を言っていても仕方がない…結果を受入れ、次は上手くやるよう準備しなければね。
【マルケス選手はコースではアグレッシブと言うが、その後のインタビューでは朗らかな若者だが…】そう言う印象ですね。好青年で、実に自然な感じで…ただ、そう言う印象はカメラの前での事でね。彼はいつも嬉しそうですよ…リザルトに関わらず、全てOKって感じでね…ヴァレンティーノ(ロッシ)もそう言うイメージですよね。普通の人でもスポーツ選手でも、僕みたいにムカついていたら笑顔で嬉しそうになんてしていられない人間がいますよね…実際、自分のレースの結果にムカついているのだから。
【つまり負ける術を知らないと言う事…】負けるのが好きな人間なんていませんから。僕は負けを知ると言う事を覚えました…ずっとそう出来なかったから、学ばなければなりませんでしたが。
【自分の父親が教えてくれなかったから?】教えてくれましたよ…聞く耳を持たなかった僕のせいです。父は常に、ライバルや世間の人達に対して紳士的であれと言っていました。ただ、父親の言う事を聞かない事ってあるじゃないですか…何年も経ってからやっと分かるって事が。
(Source:2014年02月23日 Cuatro.com記事より抜粋)
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一笑一若クリックPrego
おお、アップありがとうございます!結構ロングインタビューそうだったので気になってたんです。興味深い内容ですね。
今年、四つ巴、いや、六つ巴ぐらいでレースが続くと面白いんですがね。
ま、それがドルナノ魂胆なんですが…