『クーツァリ前言撤回:解釈が異なる』
★イタリアTV生放送中にジョヴァンニ・クーツァリ(チーム・フォワード代表)がコーリン・エドワーズ後任候補としてダニーロ・ペトルッチへの高評価を明言したところ、ちょっとした騒ぎへと発展してしまった。
★全チームはシーズン中に選手争奪をしてはならない旨、IRTA(国際ロードレースチーム協会)に宣誓しているため、現在、ペトルッチ選手が所属しているイオダレーシングチームでは同件を穏やかに受け止めている。
★クーツァリ代表はその後、外国人記者向けの会見で発言を一部撤回しながら、同件はイタリア人記者らによって曲解されたものとした。
★クーツァリ代表が外国人記者向け会見で次のように発言。
「私が言ったのは…次戦に向け、月曜日からコーリン(エドワーズ)と話し合いたいと言う事で…彼とは今シーズン末までの契約を交わしており、それに関しては100%遵守する気持ちです。ただ、もしも…(エドワーズが)このままの状態では居心地が悪いようなら、好きなようにしても良いと言う話で。コーリンの事は大切に思ってるし、今まで色々と一緒にやってきた仲ですから。私としてはシーズン末までこれでOKだし、ただただ満足ですよ。ただ、もしも多少なりとも(エドワーズが)現状にストレスを感じてるなら、私としては本人の意志を尊重するでしょうね。」
【エドワーズ選手にはもう話した?】
「いいえ。」
【月曜日に話す予定?】
「もちろん。レース後、彼に“それで、どうしたい?新シャーシが使えるまで待つかい?それとも、何か他に考えでも?”って聞くつもりですよ。どんな話でも聞くつもりですよ…コーリンの事は良く知ってますからね。イタリア人記者らがね…常に喋り過ぎるんですよ。解釈し過ぎでね。うちは真面目なチームだし、コーリンとはきちんとした契約を交わしてる。3年も前から一緒にやってるんですからね。」
【辞めて欲しい?それとも続けて欲しい?】
「分かりませんね…マシンに乗ってるのは私じゃないんで。かつて私がラリー選手をやってた時、だんだん腹が突き出してきたらタイムが落ちてきてしまって…自分でチームに言ったんですよ…“選手を辞めて、マネージャーとして続けたいんだが”ってね。高い戦闘力がないなら、もう意味ないですからね。コーリンは2度タイトルを取っていて、私にとってはヒーローですよ。ヒーローがこう言う状況にいるのを見たくはないじゃないですか。イタリア人記者らが話を作り上げるのは自由だが、本当のところはこう言う事です。コーリンがヘレス戦後に辞めるなんて無理でしょ…新シャーシを試さなければならないしね。私は契約を尊重する気持ちですよ。」
【いつ新シャーシが使える?】
「チーム・フォワードで作るんですが、早々に使えるでしょう。最大でも2〜3レースのうちには。ヤマハとの計画が1つあるんです。うちはFTRと繋がってるんだが、彼らがうちへのサポートについて準備OKなら、うちもOKですよ。そうじゃない場合は、幸い、うちのスタッフがいてくれるから。」
【支払いが滞っているから、シャーシは渡せないと言う話だが…】
「正直な話、その反対ですよ。詳しい事は話せないが、私は紳士ですからね。」
(Source:2014年05月02日 Gpone記事より抜粋)
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