ロレンソ首位『タイヤは最高』2014セパンGP

『ロレンソ：優勝するか、ロッシを倒すか』

★フィリップアイランド戦FP2で首位タイムを獲得したホルヘ・ロレンソのコメント。
「今日は実に順調でした。特に、ウエットですね。むしろ、そっちの方で刻んだリズムに、自分が一番驚いてるんですが。マルケスが接近してきたのも一瞬だけだったし、ペドロサはコースがほとんど乾いてた時でしょ。でも、アスファルトがびしょびしょの時、僕はかなり速かったから。」

【タイヤについては…】
「最高だと思いますね…去年みたいなグリップはないが、その一方で、それほど問題も出てこないし。明日はフロントにもっと固めを試してみるつもりなんです。僕には最適なんじゃないかと思って。」

【ライバル陣が戦闘態勢に入っているが…】
「今朝、かなり長時間に渡ってホンダ3選手が皆の前を走ってましたよね。マルケスとペドロサ、ブラドルの3人ですよ。ここで、ゆっくり走るなんて事はないだろうし、僕の方でもかなり接近していってるし。去年に比べ、自分が身共に強くなってる感じがするんですよ。」

【有終の美を飾るべく自分の実力に自信を持たなければ…】
「1年前と比べると…あの時はタイトル争いをまだしていた訳でね。今は失うものは何もないから…いや、まだ、あるか。ランキング2位…3位もね。第一目標はレース優勝です。でも、もし不可能じゃなさそうなら、ヴァレンティーノ（ロッシ）を越えようと思ってます。総合ランキングでの一番のライバルですからね。」
（2014年10月24日Gpone記事参照）

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あの…チームメイト同士でランキング2位を争っているロッシ＆ロレンソ選手なんですが…
どちらが勝っても、ヤマハ内での待遇は変らないんだそうです。
ロッシ選手が、木曜会見でこんなコメントをしとりました。

★セパンGP木曜会見でヴァレンティーノ・ロッシが次のようにコメント。
「僕が見る分には、ヤマハ内での僕とホルヘ（ロレンソ）の待遇は同じですね。2014年は僕にも照準を合わせてくれました…2013年は僕の方が遅かったし、ホルへのレベルにも達してなかったのに、僕に手を貸してくれた。だから2015年に、今年のランキング順位が上だった方を優遇するような事はしないと思いますよ。
もっと個人的な問題なんですよ…残り2戦を上手くこなすためのモチベーションですね。僕もホルヘも勝ち星は並んでるし、表彰台の数もほぼ同じぐらい…ポイント数も、ほぼ同じ。打倒チームメイトって言うのは、良い挑戦になりますから。残り2戦で優勝できるよう、上手くこなすようにしなければ。ただ、それと同時にランキング順位も上に行かなければね。」
（2014年10月23日Moto.it記事参照）