『マルケス:フロントが切れ込んでも自力で立て直し』
★3月28日のカタール開幕戦モトGP予選で、マルク・マルケスがコーナー1ヶ所で2回フロントが切れ込んだにもかかわらず、自力で立て直して転倒を免れていた。
★『SKY』解説者マウロ・サンキーニが、自力で立て直すマルケス選手について次のように解説した。
「マルケスがコーナーに進入してきます。かなりプッシュしている。」
「縁石に接触し、前輪がバウンドし始めます…最後のバウンドなんか、かなり跳ねてますね。」
「ここでまずフロントが切れ込み、急にアンダーステアになってしまい…でも大丈夫。マルケスは高速のままマシンを押さえ込んでいる。」
「ここでまた凄いアンダーステアだ…フロントは切れ込んだまま…マルケスは肘で支え、膝は上げ…マシンを立て直そうとしている。」
「そしてコーナー立上がり、スロットルを握り、フロントから荷重を取り除き、それをリアの方へと移す。」
「そのまま完璧な走行ラインで走り続け、コーナーを抜けました。」
「つまり、マルケス選手は2回フロントが切れ込んだにも関わらず、それを立て直し、頃合いを計って、荷重をフロントからリアへ移動させ、完璧な走行ラインでコーナーを抜けたわけです。」
(2015年03月28日『SKY』放送参照)
マルケス選手のマシン立て直しと言えば…
去年のブルノテストでも、『奇跡のだるま走法』なんてのがありましたねぇ…
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まさか、ステダンも電子制御なのかっ!?
こらビックリだ!
>>ここでまた凄いアンダーステアだ…フロントは切れ込んだまま…マルケスは肘で支え、膝は上げ…マシンを立て直そうとしている
リアル・グンだっ!!
(注:ガードレールを思い切りキックして転倒を防止しつつ車体の向きを変えるガードレールキックターンという技をグンは持っている)
ちなみに、ECU共通化後のつぎの1手はエンジン以外の電子制御だと思うんですよね。
エンジン以外の電子制御=EICU(笑)
電子制御サスが市販されるご時世ですから。
ドカのウイングも可変式を考慮しているはず。
電制の介入があってもそうそう出来ない。
いい心臓持ってますな、この子は。