『ドヴィツィオーゾ:心配してない、マシンは良いから』
★6月27日(日)、決勝レースでグリッド10位からスタートし、技術トラブルにより12位でゴールしたアンドレア・ドヴィツィオーゾのコメント。
「あいにく、レースではマシンに問題が出てしまって。シートの一部分が破損してしまい…そこはマフラーをも支えていたので、振動が起きてきて…その後、周回を重ねるにつれフロントのチャタリングも起きてしまったんです。残念ながら、もう諦めるしかなくて…12位でゴールとなりました。タイトル争いに向けてはネガティブですね。」
【その問題がなければイアンノーネ選手やロレンソ選手に追いつけていたと思う?】
「ロレンソには無理ですね…あのペースはなかったんで。でも、イアンノーネには追いつきかけてました。彼とは勝負できてたと思いますよ。」
【この2戦でライバル陣と大きなが差が出てきているが…】
「心配はしてるとは言いませんけどね。周囲の期待はどんどん高まってるし…僕らもそうですし。こう言う状況も有りなんでしょう…作業を続けていき、団結していかないと。ひたすら冷静に、没頭することのみが、改善に向けての前進につながるでしょう。」
【ムジェッロ戦に引き続き、ツイてなかったと言うこと…】
「僕はそうは思ってません…実のところ、この問題はレースで僕に…そして2人ともに起きたことで…タイトル争いには影響を及ぼしてますよね。こう言うことって言うのは起きる時には起きるものだし…バルセロナ戦で僕がミスったのも同様、ある種の不具合って言うのは起きるもんなんです。焦らず、100%を出していかないと。まだレースはどっさりあるんだし、ポジテイブ思考でいかないとね。うちのマシンは100%新しいんだし、細かい部分は改善していけるでしょう…オートバイに細かい所って言うのは、どっさりあるもんだし。」
【2016年には優遇措置がなくなるが…】
「その件については心配してません…僕は今年序盤から言っていて…多くの選手は、この優遇措置がかなり重要なものだと思っているようだけど、僕にしてみたら、ここまで辿り着くのに助けになったってことであって。今はそれほど決定的なものではないですよ。例えば、オースティン戦でうちは2リットル減になったじゃないですか…でも、燃費に関して何の問題の起きてません。変わる面もあるだろうけど、でも、心配はしてませんよ。」
【ドゥカティに移籍して以来、現在が最悪の時期?】
「そう言うことは全くありません…うちのように良いベースがある時って言うのは、12位ゴールとか、バルセロナでのミスみたいなことをするとウンザリはしますけどね…でも、マシンの戦闘力は高いままだから。確かに他のライバル達には少し離されてしまったけど、今後、他のコースでどうなるか…ですよ。」
(2015年06月27日『Motograndprix』記事参照)
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