『ペルナット:ブラッドリー・スミス優秀…マモラも』
★カルロ・ペルナット氏(上記写真)が2015年シーズンを振り返り、各モトGP選手らを次のように評価した。
★(管理人注)ペルナット氏はローリス・カピロッシや故マルコ・シモンチェッリのマネージングを経て、現在はアンドレア・イアンノーネを担当しているイタリアきってのベテランマネージャー。
伊モトGP界のご意見番として、常にコメントを求められる存在。
・ブラッドリー・スミスについて
「皆、ちょっと驚いたね。スミスのヤマハ機はファクトリー選手とものとは違うってことも念頭に置いておかないと。ランディ・マモラが付き添ってたことも役に立ったんでしょ…けっこうアドバイスしていたようだし、スミスもそれに従っていたし。今後、もっと重要な勝負ができるかどうかは何とも言えないが。ただ、2017年にはヤマハのファクトリー選手になる可能性だってあるんじゃないの。(性格的には)ぶれはないようだが、ちょっとえげつなさに欠けるね。」
・アンドレア・ドヴィツィオーゾについて
「実に強いライダーで、カタール戦で見せたようにロッシと一騎打ちができる選手なのだから、過小評価されるようなものではないでしょ。シーズン後半はツイていなかったようで…ツキに見放された状態になってしまったね。タイトル争いのメンバーでしょ…ただし、取れるかどうかは分からないが。その代わり、マシン開発にはかなりの助けになったでしょ。多分、過小評価されてるんじゃないのかねぇ。シーズン序盤は最強だったんだが…イアンノーネの存在に苦しんだ可能性もあるのかもね。」
・カル・クラッチローについて
「ちょっと過大評価されてるライダーだね…満足させてもらえるかもしれないが、重要な勝負をするには不安定。レースの度に違うから。レースでうろたえてしまうと、浮き沈みがあるし、よく転倒もするし。表彰台争いには良いが、タイトル争いができるライダーじゃないよ。」
・ポル・エスパルガロについて
「もう少し期待してたんだが。ぎりぎり合格点ってとこだね…技術的にはかなり強いんのだから…兄アレックスよりも強いでしょ。えげつなさもあるし、好戦的なんだが、ちょっとがっかりさせられたね。ブラッドリー・スミスよりも強い走りをしなくっちゃ。とにかく、良いレースも何回かはあったよ。」
・ダニーロ・ペトルッチについて
「(ペトルッチが2位になったシルヴァーストーン戦は)今年の一大サプライズだったね…そこそこのマシンをよく活用してたよ。ウェットでは最強…ロッシより強いでしょ。世界選手権での重要なバックグラウンドは持っておらず、市販車レース上がりで、戦闘力の低いマシンで参戦してたって言うのに…初めてまともなマシンに乗ったと思ったら実力を発揮してきたわけで。えげつなさと好奇心でもって、自力で這い上がってきたね。優勝できるような才能があるかどうかは分からないが、サプライズになってもおかしくないんじゃないのかい。」
(2015年12月26日『Gpone』記事参照)
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なんかこう…好き嫌いハッキリしてる人やな。
クラッチローは同意
ドヴィ& ペルトリッチ やっぱりイタリア選手に甘いw?
スミス 同意で確かに次期ファクトリー昇格候補だけど、ロッシは40歳位までやるんじゃないですかね?
本人もそんな風なことを言ってたような気がしたし。
それか親しい間柄には、何か漏らしてるのかな?
おおむね『いい人』が、過小評価されて運が悪いっていう流れなんでしょうか。
クラッチローは好きなんですけど、応援してるんですけど、こう書かれると、ちょっと納得しそうになってしまう・・・HONDA機が不安定なだけじゃないのかな。
が、がんばれ、クラッチロー!
やっぱ競争ですから『えげつなさ』は必須と思われているのですね(^_^;)
えげつないってムズかしいですね。
不評を買わない程度の策略?
フェアとアンフェアの間どの辺りに存在するのでしょうか?
クラッチローの評価に納得がいかないです。
ワークス以外のホンダで、唯一ランキング8位に入ってるのに。他は13位、19位、20位以下と散々な結果じゃないですか。
「浮き沈み、転倒が多い」って言ってますが、それはホンダのマシンが原因だと思います。
クラッチローの成績
7位 7位 3位 4位 転倒 転倒 転倒 6位 7位 8位
転倒 転倒 11位 7位 6位 7位 5位 9位
転倒が5回と多いですが、気になって各メーカの転倒数を調べました。(暇すぎるか。^^;)
完走してないものを単純に転倒とカウントしています。中にはマシントラブルもあるかもしれません。
シーズン転倒数 マシン数 1台当たりの転倒率
honda 34 9 3.8
yamaha 12 7 1.7
ducati 20 7 2.9
suzuki 4 2 2.0
aprilia 3 2 1.5
art 8 1 8.0
ヤマハと比べて2倍以上もの転倒率です。未完成?のスズキよりも多い!
ホンダの開発者に、この数値をどう考えているのか聞きたいです。
転倒率から、いかに乗りにくいマシンなのかがわかると思います。
浮き沈みがあっても当然ですね。
ホンダのまともなマシンはワークスの2台だけとも思えます。
クラッチローは、よく8位に入れたなと思います。非凡さを感じるのですが。
ドカも転倒多いな。;-)
テック3の時ホントめざましかったですよねー?
上位で走ってもらえたら又もてぎでバナナケーキ食べれるかもしれないのにー(>_<)
ご本人はバイクに慣れたら…みたいにおっしゃってたようですけど…。
ホンダさんお願いしますー。
テック3といえば、
よくわからないのが、ヤマハの1年型落ちのファクトリマシンで走っていると、どっかのニュースで読んだ気がするのですが。上の記事でスミスだけ違うって言っているのは、オープン機のことを言ってるのかな?? 誰がオープン機に乗っているのかわからないですね。
来年から単純になっていいかなと思ってます。
シーズン後半、ホンダの2台がヤマハより速かったから、スミスとエスパルガロは型落ちマシンなので、厳しいかもしれませんね。その分、クラッチローの順位が上がるかというと、スズキとドカが速くなりそうで、こちらも厳しそう。上位集団につける彼らの戦いも面白いと思うのですが。映像にあまりう映らないから、わかりにくいですね。
バナナケーキがどうなるかは、まったくわかりません。^^
もしヤマハファクトリーに空いたシートができるなら是非スミスさんに…と思うのでテック3のマシンについても気になりますがやっぱりバナナケーキのことも気になります(笑)
> もしヤマハファクトリーに空いたシートができるなら
ないです。(笑)
ヤマハとホンダの4つのシートの獲得は、多くのライダーの夢かもしれませんね。
ダニのシートが一番、危うい感じもするけど。 ^^
ひょっとしたら、ロッシがスズキへの移籍を考えるかもしれないな~とも思ったりもするのですが、貧乏そうな?スズキが高い契約金額を払えるとは思えないし。
スズキに行ったら面白いと思うんだけどな。マシン開発に経験も活かせるし。
そのときは、帰るところはもうないだろうから覚悟を決めるのかな。
このままヤマハに居ても、つまらん感じもするんだけどな。
そっかー。そういう見方も…。
来年は是非前半戦から勝負しないとですね!>ダニ
『えげつなさ』が重要な評価ポイントということでよろしいんでしょうか?ww
そう言えばよく宮城さんも肯定的に『えげつないですね~?』って言ってみえますよね(笑)
迷いなくスキをつくとか自分のバイク特性を十二分に発揮させて効果的に戦意を喪失させたりしたような場面で使われてるような気がしてるんですけど…。
結構重要なんじゃないですかー?
あー否定的に捉えているワケじゃありませんよ^^
意味合いも私なりに理解してます。
ただ使用頻度が多く字面的におもしろかった?そんなトコです。
※重複してるかも。
確かにー。
何回も使っちゃうあたり『人がよすぎる』ってナカナカ難しいものがあるんだよねーって常々思ってらっしゃるのがうかがえますよね(^_^;)
ダニも少しは頑張って欲しい。
ちょっとアラゴンで頑張ってましたけど。
まさにコントロールしきれてなくてもギリギリアタックした感じがしましたー。
でもケガして欲しくないしなー。
ホント適切な『えげつなさ』って難しそうですね(-_-)
『えげつない』は僕の知る勝負の世界では、褒め言葉で相手に使ったりもします。
もちろんニュアンスによりますが。
motoGPでもそんな感じなのかな?笑
「えげつない」という言葉は関西弁(大阪か京都か)ですね。攻撃的とか汚いとかの意味が含まれていて、対応するNHK的な日本語が思い浮かびません。お上品な?「アグレッシブ」よりは「えげつない」の方が的確な表現な気がします。状況によっては褒め言葉にもなるのかな?
「えげつない走り」にも程度があると思います。そりゃアカンやろという走りから、きわどいなという走りまで。その判断は人によって違うのかもしれませんが、カウルをぶつけて相手を抜くとか、相手がブレーキングしなけば衝突するという走りは、NGだと思います。
高速化が進んで接触事故がかなり危険なので、レギュレーションでもその辺りの取り決めがあってもいいのではないかと思っています。特に今シーズンは荒れたバトルを何度も見せられたので、ルールでの歯止めの必要性を感じます。
近年GPクラスで転倒数がスゴく増えてるらしいですね。エアバッグとか安全面での装備も強化してるからか深刻なアクシデントは少ないって見られてるようですけど…。
難しいのかも知れませんが各選手の判断に任されてるってちょっと心配ですよね。特にモンスターマシンと言われるクラスは…。
嫌味とかじゃなくて危険に対する感受性って人それぞれでどこからが非常識なのか曖昧です。
相手のスタイルや状況、時にはスキルを尊重する人ばかりではないのは一目瞭然ですもんね。
戦略として利用しにくいぐらいのルールは作って欲しいです。
グランドキャニオン命綱なしで渡っちゃうのは完全アウトと思いますけど(^_^;)
えげつない…難しいですね…私は走っている人間じゃないですしこれが正しいと主張するつもりもないですが、少し隙間があって当たるかなどうかなって感じのとこを抜きに行くか引くかみたいなとこなんじゃないかなと思っています。自分の能力の限界を知った上でのパッシングみたいな。そういう意味で考えるとクラッチローは順位はいいけど無理して転倒したりさせたりが多いし、過大評価されてるというか自分の実力を過大評価して無理してしまうのかなという風に思います。マルケスも去年あれだけ強かったので相当な自信があったでしょうしもしかしたら私たちから見て無謀で危険に思えるような事も実は去年と変わらない思いでいけると思ってやってるんじゃないかなとかそういう風に見えます。そういう意味で考えると同じような順位のライダーでも転倒の多いライダーと少ないライダーでは転倒の少ないライダーの方がまだ限界に達してない。まだいけるという風に見えるのかもしれませんね。
長文失礼しました。
ちなみに、記事のトプ画が今でしょに見えたの私だけでしょうか?w
>bochiさん
こんにちは。
言われてから見て見ましたけど(ちょっと期待しながら)『今でしょ』に見えませんでした(^_^;)
ちょっとガッカリです。
『今でしょ』に見えたかったー!
bocciさん、こんには。
ただ思ったことを書いているだけで、それが正しいかとか私にもわかりません。^^;
クラッチローは、転倒数からみてマシンの限界近くで走っていると思います。
ただホンダに乗るライダーは、1シーズン平均約4回も転倒していることを考えると、彼の5回転倒というのは、それほど多いものだとは「思えなくなる」点です。
彼が転倒数の少ないヤマハに乗って5回も転倒したなら、無茶・無理するライダーと評価されても仕方ないと思います。
まとめると私は、つぎの2点からクラッチローはスゴイと言っています。
・ホンダ車の平均転倒数の多さを考えると、限界近くを走っているが無理をしているとは言えない。
・5回もノーポイントで、8位はすごい。1つ上はドビで、1つ下はテック3のポルです。
「今でしょ」? なるほど。^^
>いたたわ万歳さん
すみませんww
こちらこそスミマセン~(>_<)