2016 SBK タイ【レース1 表彰台コメント】

『SBKタイ戦レース1：表彰台コメント』

★3月12日（土）、SBKタイ戦レース1の1位〜3位選手のコメント。

★優勝ジョナサン・レイ
「今日はリズムがもの凄く速くてね。ここまでとは思ってなかったんですよ。この2日間のテストでは去年より遅かったもんだから。良いレースでしたね。ラスト4周ではカウルの中に身を縮めて、トム（サイクス）との差を少しづつつけていったんです。終盤ラップは危なかったですね…周回遅れの選手を避けなければならなくって。でも幸い、全て上手くいってくれました。予定していた通りのことを全てやって、ラスト4周で逃げ切るのに持てる力のすべてを出し尽くしました。それで今は、ちょっとヘトヘトで…あの4周で全力を尽くしましたから。僕の努力をフル活用できる状態でした。重要かつ難しい勝利だったと思います。こんなの、本当に久しぶりですよ。明日は、マシンのセッティングが改善されてると良いですね。」

★2位トム・サイクス
「今日の出来具合に関しては、なかなか満足してますよ。去年に比べたら、かなり速いレースができたんでね。あいにく、コーナー2〜3ヶ所で苦戦してしまって。その辺りでかなり引き離されてしまってたんですよ。ジョナサンは本当に良い操縦をしていたし、終盤ラップなんか本当に速かったしね。ただ、こっちだって速かったんだ。特に、これまでの自分のレースに比べたら速かったですよ。これはね、ポジティブですよ。それに、優勝したジョナサンとのギャップだって最小限（※0.222秒）だったんだし。うちのマシンは最高に機能してたし、ラップタイムも最高でした。これは今後のレースでも大いに期待できるでしょ。明日は、もっと改善していかないと。でも、今日の滑り出しからすると、けっこうポジティブだけどね。とは言え、がっかりはしてるんですよ…優勝できなかったんだから。でも、その反面、大いに前進したとも言えるんですけどね。正しい方向で作業を進めていってますよ。」

★3位マイケル・ファン・デル・マーク
「初PPは、すごくハッピーです。正直なところ、期待はしてなかったんで。でも、コースに降りた途端、マシンのフィーリングが最高で…その後は、ごく自然にああなっていってくれて。カワサキ機って、いつもは1周タイムでの戦闘力が本当に高いじゃないですか。でも今日はあの2人を抜くことができました。レースのスタートでちょっとミスっちゃってね。多分、初PPにちょっと興奮しすぎてしまったのかもしれません。その後、シフトダウンに問題が出て、第1コーナーで膨らんでしまったんですよ。それで2つ順位を落としてしまって。その後は徐々にトム（サイクス）やジョナサン（レイ）とのギャップを縮められて行って。あの2人にかなり接近した時、リズムをあまりにも上げられてしまったものだから、ついて行けなくて…第8コーナーで落ちこぼれてしまったんです。それのせいで貴重なゼロコンマ何秒かをロスしてしまいました。とにかく、コンスタントに速い走りができたし、明日のレースで戦闘力をもっと上げるには、2ヶ所ほど調整するだけで良いでしょ。」

（2016年03月12日『Moto.it』記事参照）

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