『マルケス:ロレンソのドゥカティ移籍?あまりにも早く慣れないで欲しい』
★マルク・マルケスの2輪レーサー半生が漫画化され、マドリッドでプレゼンテーションが行われた。
★同漫画本のタイトルは『La Historia de un sueno(ある夢の物語)』。
★マルケス選手がタイヤやライバル陣、ライダー市場について次のように語った。
「ヨーロッパ戦になったら状況は変わるでしょうね。ミシュランはヨーロッパのサーキットでの経験の方が多いし、力学的にも違うだろうし…だからと言って、アルゼンチンで起きたことについて言い訳できるって話じゃないですけどね。
現在、僕は総合首位ですが、ライバル陣は本当に強いですからね。ドゥカティ機は馬力が凄くて、加速でかなり稼げるし。ヤマハ機はトラクションではトップだし、あらゆるエリアにおいて最もバランスの取れたマシンなんじゃないかな。スズキ機は、あの進歩には驚きました。まだまだ伸びていくでしょうね。」
【ライダー市場については…】
「ホルヘ(ロレンソ)はスピード面でかなり伸びましたよね…マシンの起こし方とか。それってドゥカティ機を乗りこなすには良いんじゃないんですか。彼のスタイルとマシンが上手く合うのかどうかを理解していかないと。ドヴィツィオーゾとイアンノーネだって、既に2人ともそれぞれ違うスタイルなんだから。でも、最終的にホルヘが移籍を決めるなら、あまりにも早く(新しいマシンに)慣れないで欲しいですねぇ。」
(2016年04月14日『La Gazzetta dello Sport』記事参照)
(2016年04月14日『Marca』記事参照)
オースティン戦で、なぜマルケス選手は優勝できたのか?
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【2016オースティンGPまとめ その1 ホンダ&ドゥカティ】[2016年04月13日 Vol. 86]
●マルケス、勝利の鍵はタイヤ、ミシュランに感謝
【2016オースティンGPまとめ その2 ヤマハ】[2016年04月16日 Vol. 87]
●ロレンソ『優勝を狙えるような日ではない』
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軽く話しているようだけど、さすがの内容。
凄い観察力!
全ての事柄を的確に把握している。
そして走っている側だからこその説得力がある。
やっばりマルケス凄いな。
普通の事話してるだけやん。
特に後半のロレンゾの乗り方や、それにドカのマシン特性を絡めて近い将来を予想している点は自分は凄いと思うよ。
>マシンの起こし方 という文言には唸りましたね。
映像から普通の人は滅多に分からないだろうし、やはり同じ立ち位置の人だから分かる話だろうと。
まあ、人それぞれ感じ方は違うでしょうが。
なんだろう、スペイン版バリ伝みたいなモンなんだろうか
1回読んでみたいけど、何か手段無いかなァ・・・