『2017バレンシアテストまとめ:アプリリア、エスパルガロ&ロウズ』
★ロマーノ・アルベジアーノ氏(アプリリア・レーシング部門代表、上記写真、家庭内事故により片目脇に青あざができ、最近は常にサングラス着用)によれば、アプリリアの2017年版マシンはヴァレンシアではなく、1月のプライベートテストで披露される予定。
ヴァレンシアテストでは新ライダーであるアレイシ・エスパルガロ&サム・ロウズが現行機の慣らし運転を行い、また、その際のエスパルガロ選手の指示などをベースに新マシンの仕上げを行う予定。
2017年版マシンは現行機の一部を刷新した進化版となる。
現行機のバランスは整っており、特に短所などはないため、各面を最良化していくよう努める方針。11月初旬の時点で選手らからは、方向転換に関する改善要請があがっていた。
なお、2016年シーズンの同チームのライダーら(バウティスタ&ブラドル)は、2017年版マシンの試乗はしない。
★11月15〜16日の2日間、モトGP全選手による『2017ヴァレンシアテスト』が行われた。
★アレイシ・エスパルガロ
(1日目14位:+1.247、2日目9位:+0.910)
2012年にモトGP昇格して以来、ART機で好成績を収め、2015年から2年間、スズキファクトリーで参戦。2017年、アプリリアファクトリーに移籍。
スズキの並列4気筒エンジンから、アプリリアのV型4気筒に乗り換え。
ヤマハからドゥカティに移籍したロレンソ選手も同様なため、今回、エスパルガロ選手が好タイムを出したことで、「アプリリア機の方がドゥカティ機より乗りやすい」と見る識者もいる。
その一方、1周タイムが得意なエスパルガロ選手にしては期待はずれだったと言う声もあるが、とにかく、テスト2日目にアプリリア機で、12日(土)予選でのスズキ機と完全に同タイムを記録できている(※1’30.885)。
同予選でのアプリリア首位タイムはステファン・ブラドルの1’31.813であることを思えば(※バウティスタ選手は早々に転倒)、エスパルガロ選手のテストでのベストラップは最高とは言えないが、実にポジティブではあった。。
アレイシ・エスパルガロが2日目テスト終了後、次のようにコメント。
「新しいマシンの最初の感触には満足してます。チームとの初コンタクトも実に良かったですね。各人、目標が明確で、僕もこのプロジェクトにかなりワクワクしてます。
アプリリアRS-GP機の戦闘力はけっこう高くて、期待以上でした。フロントなんて本当にパーフェクトですよ。あとは伸ばしていって、正しい方向で開発していくだけですね。」
★サム・ロウズ
(1日目24位:+2.429、2日目:出走せず)
モト2から昇格。テスト初日の転倒により首を負傷し、検査の結果は問題ないが用心のため2日目は不参加。来週、ヘレスで予定されているプライベートテストには参加する。
(2016年11月15日『Moto.it』記事参照)
(2016年11月18日『Moto.it』記事参照)
(2016年11月16日『Motorsport.com』記事参照)
(2016年11月19日『Motorsport.com』記事参照)
(2016年11月18日『Gpone』記事参照)
(2016年11月03日『Gpone』記事参照)
さて、ヴァレンシアテスト…
ロッシ選手は新マシン不合格でがっかり…
マルケス選手はホンダに発破をかけておりました。
詳しくはこちらのメルマガで!
『note』なら『Vol. 119』だけを、1回分100円(外税)で読めます。プリペイドカードも利用可能。
【2016ヴァレンシアGP ロッシ、イアンノーネ&テストまとめ】[2016年11月19日 Vol. 119]
●2017ヴァレンシアテストまとめ:ヤマハ・ホンダ・ドゥカティ
・マーヴェリック・ヴィニャーレス:もうチャンピオン候補
・ヴァレンティーノ・ロッシ:新ヤマハ機は不合格
・マルク・マルケス:相変わらず加速が弱点
・ダニ・ペドロサ:本人の調子が上々でなにより
・アンドレア・ドヴィツィオーゾ:ロレンソより上で精神的にポジティブ
・ホルヘ・ロレンソ:結局、ポジティブだったの?ネガティブだったの?
『まぐまぐ』なら11月30日までに登録すると11月分が全部無料で読めますよ。
[amazonjs asin=”B0058N2FMA” locale=”JP” title=”驚異のカバー力でとにかく隠す!アザ、キズ跡、刺青、タトゥーも『カクシーラー(コンシーラー)』 (ナチュラル)”]