『イアンノーネ、ドヴィに回答:友情はないが配慮はある』
★アンドレア・ドヴィツィオーゾが先日、『La Gazzetta dello Sport』紙のインタビューで今季までチームメイトだったアンドレア・イアンノーネ(※2017年はスズキ)について、辛辣な発言をした。
★イアンノーネ選手が本日、『La Gazzetta dello Sport』紙でドヴィツィオーゾ選手の発言に対し、次のようにコメントした。
「ああ言う風に思われてるのは残念ですよ。ずいぶん昔からの知り合いなんだし…うちの兄がミニモトで走ってた時から知ってますから。僕の方では厚い友情は抱いてないが、でも、敬意の気持ちはありますよ。(ドヴィツィオーゾのことは)人としてもライダーとしても本当に高く評価しています。当然のことながら、トラックではライバル心ですけどね。」
【アルゼンチン戦での一件(※3位走行中のイアンノーネが2位走行中のドヴィツィオーゾを巻き込み転倒した)が影響してる?】
「あの一件はプラスにはならなかったですね。どれだけ謝ろうと、腹の虫は収まらない話でしょ。僕が思うに、この2年間、なかなか負かせないチームメイトが彼にはいたってことなんでしょ。僕にとっても、まさにそうだったんだし。」
【2016年は転倒やケガが多かったが、ストーナー以来、久しぶりにドゥカティに勝利ももたらした…】
「あれは一番でしたね。全てを差し引きするとポジティブでしたよ。モトGPでの初勝利だったし、ドゥカティに久しぶりの勝利をもたらしたんだから。完走した時は大体いつも表彰台だったし、転倒した時も表彰台争いをしてたんだし。スリップ転倒があまりに多かったが、それもプラスアルファの結果を求めた故の転倒だから。3位に甘んじるよりは、2位に挑もうとしたわけで。」
【後悔はドゥカティ機のポテンシャルを活用しきれなかったこと?】
「もったいなかったですよねぇ。特にシーズン後半、ドゥカティ機の戦闘力はかなり上がっていたのに。多分、優勝するにはもうちょっと足りなかっただろうけど、それでも前の方にはいたから。(欠場なしで)ずっと参戦できていたら、自分はかなり強かっただろうって思いますよ。」
(2016年12月18日『Motorsport.com』記事参照)
イアンノーネ選手と言えば、ヴァレンシア最終戦の直後、ドゥカティに対し愚痴りまくり…
ロレンソ選手がヤマハに対し紳士的な態度だったもんですから、かなり対照的な印象を与えておりました。
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【2016年11月19日 発行 Vol. 119】 2016ヴァレンシアGP ロッシ、イアンノーネ&テストまとめ
●イアンノーネ:恋しいからこそドゥカティに愚痴りたい
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ストレートに興味ないねぇ~って言えたら楽だろうに