ロレンソ『イタリアのファンは決して僕を許さない』

『ロレンソ：イタリアのファンは決して許さないだろう』

★ホルヘ・ロレンソがイタリア紙『La Stampa』のインタビューで2017年の意気込みを語った。

★ロレンソ選手のコメント。
「イタリアのファンと和解できるかどうかですか？ドゥカティに移籍したぐらいじゃ無理でしょうね。僕は同じマシンに乗ってヴァレンティーノ・ロッシを敗ったんだから。多くのファンは決して許してくれないでしょう。」

【ロッシ選手との関係は？】
「ここ最近、交流は一切ありませんでした。ただ、チームが変われば僕らの関係も良くなるでしょう。」

【2017年はドゥカティから参戦となるが…】
「新たな空気と刺激が必要だったんです。9年も同じチームにいたらモチベーションも下がるものでしょう。いくらプロでも、慣れすぎると何かが失われていくものだから。」

【イタリアのファンは相変わらずロレンソ選手にヤジを飛ばすようだが…】
「スポーツでは当たり前のことですよ。『こいつは強い』って思えば、恐れを抱くものでしょ。でも、ヴァレンティーノとはヴァレンシアで最終戦の後、（ヤマハの）コンストラクタータイトル獲得を一緒にお祝いしたから。まぁ、ある意味、多少は仲直りしたとも言えなくはないわけで。握手も交わしたし、会話もしたし。今後はチームも別々だから、僕らの関係も良くなっていくでしょう。」

【メルセデスのF1テストを行っていたが…】
「かなり速かったですよ。2014年にハミルトンやロズベルグが、あのマシンのシェイクダウンをした時よりも速かったんです。おそらく、2人がテストした時、アスファルト路面の温度が低かったのでしょうね。でも、もっと難しいと思っていたのに、エンジニアにまで驚かれてしまって。」

【ハミルトン/ロズベルグ両選手のライバル関係も熾烈なものだったが…】
「鶏小屋に雄鶏を2羽入れたら、アッと言うまにテンションは上がりますよ。チームって言うのはケーキみたいなもので…いつだって一番大きな一切れが欲しいものだから。言い訳できないじゃないですか。同じマシンに乗ってるチームメイトに敗れたら、どちらが上かは明白でしょ。」

【ロッシ/ヴィニャーレスチームはどうなりそう？】
「ここまではけっこう仲が良さそうだったけど、それも早々に終わるでしょう。鶏小屋に雄鶏2羽ですからね。」

（2016年12月31日『La Stampa』記事参照）

《僕のキャリアの中でも重要な日。新たなマシンにゼッケン、新たなメーカー。ドゥカティはどこか特別なんだ…》

Uno dei giorni più importanti della mia carriera. Nuova moto,nuovo numero, nuova casa. Ducati è qualcosa speciale… #JL99 @DucatiMotor 🇪🇸🇮🇹 pic.twitter.com/A7G1ozU8QR

— Jorge Lorenzo (@lorenzo99) 2017年1月2日

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