『カピロッシ：ドヴィツィオーゾは既にドゥカティ史に名を刻んだ』
★セパン優勝によりアンドレア・ドヴィツィオーゾはドゥカティ機で7回目の優勝となり、ローリス・カピロッシの記録と並んだ。
★ドゥカティ機でのモトＧＰ優勝記録は以下のとおり。
23回：ケーシー・ストーナー
7回：ローリス・カピロッシ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ
1回：トロイ・ベイリス、アンドレア・イアンノーネ
★ローリス・カピロッシ元選手のコメント。
「これ以上のことはないでしょう。ドヴィはこう言う記録に相応しい選手の1人だし、人柄も好きなんですよ。ドヴィとタイ記録って言うのは、他のどの選手とそうなるよりも、ただただ嬉しいの一言ですね。
あと、ここ最近の走りを見る限り、早々に僕の記録を追い越して行くでしょう。6速ですっ飛ばしてるんだから。」
【ドヴィ選手はマルケス選手と21ポイント差でヴァレンシア最終戦に挑むわけだが…】
「21ポイント差って言うのが残念ですよね。けっこうな差だし、ヴァレンシアはドゥカティ機だと厄介だから。すべてはフィリップアイランドのせいですよ。今シーズンのドヴィとマシンのポテンシャルからすると、あそこでは雀の涙ほどしか稼げなかったから。」
【ドヴィ選手は急成長したと言う感じだが…】
「誰も予期してなかったでしょうね。ただ、ドヴィは1戦ごとに確信を深め、彼と共にチームもそうでした。共に成長したんですよ。ダッリーニャと彼のチームは物凄いことを成し遂げたし、ドヴィは最高だった。ドヴィの良いところは、常に信じてるってとこでね。最後の1秒まで信じてるから。ここまで、完璧な走りをしてきましたよ。」
【泣いても笑っても今週末で終わるが…】
「ドゥカティって言うのは独自の世界なんですよ。ドゥカティ機で勝つのは、他のマシンで勝つのとは別物なんです。唯一無二の魅力があるんですよ。ドヴィの戦いぶりや、その努力からすれば、既にドゥカティ史に名を刻んでいるでしょ。」
（2017年11月06日『Motorsport.com』記事参照）
セパンでのチームオーダーが取りざたされるなか、ドヴィ選手は「優勝できる切り札はあったのに…」と。
で、「昔は遠くから眺めていたマルケス相手に、こうして戦えるなんて…」としみじみしております。
詳しくはこちらでどうぞ。
【2017 セパンGPまとめ ドゥカティ＆ホンダ】［2017年11月03日 発行 Vol. 163］
●ドヴィツィオーゾ躍進、今は6勝してもムカつく
・どちらにしろ優勝できた
・壁は突き破れるもの
・昔、マルケスのことを遠くから眺めていた…
他
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