『2018 バルセロナ モトGP 予選トピックス』
★6月16日(土)、バルセロナ戦 モトGPクラスの予選が行われた。
★ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティファクトリー、1’38.680)。ムジェッロ前戦では初優勝、今回は初PP。キャリア40回目PP。最初の出走後、タイヤに不満を抱き、立腹してボックス帰還。その後、前後ともソフトで同タイムを記録。
ロレンソ選手のコメント。
「PP獲得って言うのは良いもんですよ。最初に履いたリアタイヤの左側がきちんと機能せず、転倒しそうになったんですが、焦らないよう努めてました。
2本目のタイヤで落ち着いてプッシュするようにしたら上手くいったんです。」
チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾは3位(+0.243)。最終出走では2区間で最速タイムを記録したが、ヴィニャーレス選手に前を塞がれた。
ドヴィツィオーゾ選手のコメント。
「けっこう嬉しいです。ファーストロー獲得って楽じゃないから。ホルヘが最初から速かったおかげで、僕も何か所かで上げていくことができました。ペースも伸ばせましたね。レースでタイヤがどう言う動きをするか…ですね。」
★2位マルク・マルケス(ホンダファクトリー、+0.066)。予選1を首位で通過。最後の出走の際、T4セクターでペトルッチ選手に前を塞がれて失速(スタート練習の際、ペトルッチ選手が謝罪)。FP4の第14コーナーで、また転倒からの持ち直しに成功。同タイムは前ミディアム/後ソフトで記録。
マルケス選手のコメント。
「ムジェッロの時みたいな感じだったけど、今回は転倒せずに済みました(笑)。ああ言うことの後に2位は良いもんですね。ペースもポジティブだし。」
チームメイトのダニ・ペドロサは11位(+1.015)。
★4位マヴェリック・ヴィニャーレス(ヤマハファクトリー、+0.465)。
チームメイトのヴァレンティーノ・ロッシは7位(+0.586)。タイムアタック2回とも第10コーナーでミス(1回目は膨らみ、2回目はフロントが切れ込んだが奇跡的に転倒を免れた)。
★5位アンドレア・イアンノーネ(スズキファクトリー、+0.468)。
チームメイトのアレックス・リンスは15位(予選1で5位)。
テストライダーのシルヴァン・ギュントーリは25位(予選1で15位)。
★6位ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ・プラマック、+0.498、GP18機)。
チームメイトのジャック・ミラーは13位(予選1で3位)。
★8位ヨハン・ザルコ(ヤマハテック3、+0.651)。第1コーナーでコースアウト。
チームメイトのハフィス・シャーリンは14位(予選1で4位、ルーキー)。
★9位ティト・ラバト(ドゥカティ・アヴィンティア、+0.824)。
チームメイトのシャヴィエル・シメオンは25位(予選1で15位)。第4コーナーで転倒。FP4と予選1でマシン2台とも損壊。
★10位カル・クラッチロー(ホンダLCR、+0.876)。2列目までに入りそうだったが第13コーナーで転倒。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは12位(+1.208)。予選1を2位で通過。キャリア初の予選2参加。
★17位ブラッドリー・スミス(KTMファクトリー、予選1で7位)。
チームメイトのポル・エスパルガロは19位(予選1で9位)。
テストライダーのミカ・カリオは23位(予選1で13位)。第4コーナーで転倒。
(2018年6月16日『Gpone』記事参照)
(2018年6月16日『Motorspot.com』記事参照)
『2018 バルセロナ モトGP 予選2リザルト』
『2018 バルセロナ モトGP 予選1リザルト』
『2018 バルセロナ モトGP FP4リザルト』
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マルケスのコケながらコケないってのはもう持ち芸になってきたねぇ。スゴいわ。
上位3人は楽に(実際は楽じゃないんでしょうけど)39秒台をキープしていた感じですね。ナカガミのQ2進出はお見事。
それにしても、ロレンソのヘルメットは一体何なんでしょうか。改善?とか書いてあるし…
ロレンソのヘルメットは毎年ここのレースの時はお約束ですよ?
ダウン症のデザイナー、アンナヴィヴェスさんがチャリティー用にデザインされるものです。
それは失礼しました。観察力のなさをお詫び致します。
ロレンソHONDA移籍発表後の初レース
マルケスと2人でじゃれ合う姿も違って見えてくるから不思議
やっぱり優勝争うライダーがこの時期でメーカー移籍発表しちゃうと複雑になるよねぇ
FIFAのサッカーを見るのに忙しい。FIMもサッカー大会するか。スペインが勝つのか??(笑)
今回もドカが速そうな感じ。
前のレースでもリアソフトがはけるのはドカだけ。マルケスはリアハードをはいていたと思う。ヤマハはミディアムしかはけないか。この違いは何なんだろう?
マルケスの転倒はパターン化している。マルケスだけじゃないけど。
コーナ進入時に、フルブレーキング、エンブレが強くかかって次にエンジン回転数が落ちてきた頃にフロントタイヤが切れ込む。かなりバンクさせていることも原因の1つだと思う。最初にエンブレが効いたときは、後ろ方向に引っ張る力が強くなり、エンジン回転数が落ちるに従って弱まる。そのときフロントフォークはほぼボトムしているから、バンクさせているフロントタイヤにより強く力が加わるからだろうか? タイヤのプロファイルの方向に切れ込むのかな。たぶん彼はリアブレーキを使っていないのか?? フロントの荷重を少し抜いてやると切れ込みをだいぶ防げそうな感じがするんだけど。いつまでもこの問題を解決しない訳にはいかないと思うけど。
ヤマハの穴あきリアフェンダーを見てなるほど〜っと思った。スリップストリームに入るとフロントタイヤがオーバヒートするとクラッチローが言っていた。熱しやすく冷めやすいタイヤなんだろうな。リアスピンの原因の1つはオーバーヒートだったのかもしれない。
ミシュランのだすタイヤクイズに答えられたチームが勝者になれるのかもね。最近はフロントタイヤが難問みたい。気温にもよるけど、今回は各ライダーどうするんだろ。