『ロレンソ:ドゥカティではもう悔やんでる者がいる』
★ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティファクトリー)はムジェッロ/バルセロナで2連勝し、今回のアッセンでも期待されている。
★ロレンソ選手は2013年、アッセン戦FP2セッションの転倒で鎖骨を骨折した。緊急手術の後、強固な意志で決勝戦に参戦し、5位を獲得した。
★ロレンソ選手が6月28日、アッセンGP木曜会見で次のように語った。
【2度あることは3度あるかも…】
「そうかもねぇ!そう言う内容で契約ができるなら、すぐにしますよ!
実のところ、重要なタイミングでアッセンを迎えましたよね。僕は2013年に鎖骨を骨折して以来、アッセンで好リザルトは取れてないんですよ。
2013年の時の週末は良い出だしで、強い走りができていて…あの時期は本当に絶好調だったんですよねぇ。
けっこう雨が降っている中で転倒してしまい、あれ以来、あそこのトラックで苦戦するようになってしまって。
でも、2015年にはドライで3位になってるし、今回も晴れそうですしね。」
【現在の調子は?】
「かつてないほどマシンは仕上がってるし、これほどバランスが取れていたことはないでしょ。
去年のレースではペトルッチが最後の最後まで優勝争いをしてるし…タイトル争いに加わってなければ、ドゥカティ機でプッシュしまくれたってことでしょ。バウティスタも強かったし、レディングだって強かったですよね。だから、トラック自体はドゥカティ機にとって問題はないと思うんですよ。」
【バルセロナ戦後、マルケス選手が『ドゥカティはロレンソ優勝をドヴィ優勝の時ほど祝わない』と言っていたが…】
「その逆だと思いますけどね。かつてドゥカティでは、僕らのボックスでやったぐらい優勝を祝ったことなんてないと思いますよ。まるでタイトルでも獲得したみたいだったでしょ。僕はああ言う祝い方なんですよ。これまで何年も、ずっとああ言う感じだったし。
ボックス内の人間は苦労して作業してきた結果、僕が果たしたことに満足して喜んでるように思いますよ。
何ヶ月も好結果が出なかった末の優勝って言うのは、しょっちゅう勝ってる時より味わい深いものだから。」
【ドゥカティ幹部は(ロレンソ離脱に関し)後悔している様子?】
「それほどおおっぴらには言ってこないけど、ただ、継続してくれたら良かったのにって思ってる人間が多い感じはしますね。」
【2連勝後の今回のアッセンでは、どんなアプローチをしていくつもり?】
「僕としては何も変わりませんけどね。失うものはほとんどないわけだし。
アッセンではタイトル争いで追い上げていけるのか…それとも、さらに厄介な状態になってしまうのか。
ある意味、ポイント差から言ったらマルケスに余裕があるわけだけど、でも、その反面、失うものも多いですからね。
うちは失うものは、あまりないから。そして、マシンの戦闘力は高いですから。」
【総合首位マルケス選手の弱点を見極めるのが重要?】
「あらゆる面で強い選手ですからねぇ。まぁ、もちろん、100%ってことはあり得ないわけだけど。
マルクみたいに優勝したいって…決して諦めないぞって気持ちがあると、時には、そこが弱点になってしまうものでしょ。
ただ、今年(のマルケス)は一段と安定してるしてるから、総合順位で追い抜くのは厳しいものでしょうね。」
(2018年06月28日『Gpone』記事参照)
ロレンソ放出を決めたドゥカティ社長は、スペイン人ファンからかなり揶揄されてまして…社長ご本人も、けっこう後悔しております。
ちなみに、ムジェッロ/バルセロナは似たタイプのトラックだから、今回のアッセンのロレンソ選手のパフォーマンスがけっこう注目されてます。
詳しくは、こちらでどうぞ。
2018バルセロナGPまとめ その1 ドゥカティ&ホンダ[ 2018年6月23日 発行 Vol. 192 ]
●ホルヘ・ロレンソ
・ムジェッロ優勝はまぐれじゃなかった!
・得意トラックだから勝てるのか?
・マルケス「ロレンソはヤマハ機に乗ってるみたいだった」
・「ドヴィは契約更改後、尋常じゃない」
・ドゥカティ「辛抱が足りなかった」
・ドゥカティはもう少し長いスパンで検討すべき
・ダッリーニャ「なぜロレンソ継続が無理だったのか」
・マルケス「ドゥカティはドヴィ優勝とロレンソ優勝を同じように祝わない」
他
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どうでもいいわ
じゃあ黙っとけ
おっしゃる通り。
横のザルコの表情・ω・
聞かれれば、それが正直な答えだと思いますが。表題とコメントには乖離があるんでない。
ザルコもどうでもいいわと思っているね
なんと言うかこればかりは仕方ないですよね
結果を残せておらず放出を決めた矢先に2連勝
これで揶揄される社長も辛い
ザルコの表情もだけど、ロレンソの顔がまた得意げというか悪魔的な感じで笑
管理人さま
イタリア語詳しくないので教えていただきたいのですが、qualcunoは英語ではsomeoneにあたるという認識でよろしいのでしょうか。だとすれば、「ドゥカティでは(中には)悔やんでる人もいる」というニュアンスの方が近いような気がします。「悔やんでいる者がいる」というと、上からの感じというか、日本語的にはニュアンスが変わってきてしまうような気がするのですが、イタリア語にはそのような微妙なニュアンスを表現する違いがあるのでしょうか。それとも管理人さまによるキャラ付けのための表現でしょうか。
管理人さまの個人のブログですので、キャラ付けのための表現だったとしてそれに文句を言いたいわけではなく、イタリア語にそのような微妙な表現があるのかが気になっています。もしお暇でしたら教えていただけますか。