『ジャーヴィス:ヤマハ緊急、トップ復帰を目指しテスト2回』
★ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が8月12日、オーストリアGP決勝戦でグリッド14位からスタートし、6位でゴールした。なお、首位とのタイム差は14.026秒。
★チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスはグリッド11位からスタートし、12位でゴールした。首位とのタイム差は22.939秒。
★レース後、リン・ジャーヴィス氏(ヤマハ・マネージングディレクター)がイタリア衛星放送『SKY』のインタビューで、次のように語った。
[ 前半はこちら ]
【マシンの戦闘力を上げるには、あとどのぐらいかかりそう?】
「私はエンジニアではありませんから、そう言ったことは理解しがたいことなんですよ。
現在、作業は進めているが、遅れていることは確かです。今後、ミザノでテストし、そして、シルヴァーストンGP後にはアラゴンでテストを行う予定です。一歩前進を遂げるべく努力はしているが、簡単なことではないのです。
今日、ご覧になった通り、我々と他のメーカーの間にはギャップがあり、それを速攻で埋めていくのは容易なことではないのです。来年、前の方に出て行けることは確かでしょう。ただ、それまで待ってはいられない…今すぐ、前を走りたいのです。
あと8戦残っており、両選手に最大限のものを提供したいと思っています。」
【ロッシ選手が土曜日のコメントで、ホンダやドゥカティはF1チームのような体制に近づいていると言っていたが、ヤマハでも体制改革をする予定は?】
「我々が間違えてしまったことは確かです。マリェッリ製のCPUに対し新ソフトウェアが、どれほど重要なのかを過小評価してしまったのです。間違った方向に進んだわけですから、改善していかなければならない。
ただ、ヴァレは昨日、現在のヤマハ機の仕上がりは良く、乗りがいあると言うことも言ってました。つまり、トップ陣にそれほど引き離されてはいないと言うことです。
ただ、我々はあくまでも勝利を目指して参戦してるわけですからね。ヤマハ内で現況が理解されていないとは思いません。我々は道を誤り、修正を必要としているのです。
おそらく、エンジンのいくつかの開発面にさらに投資し、システムにおいて変えなければならない点もあるでしょう。それは可能ですし、上手くやって行けますよ。優秀なエンジニア陣が揃っているし、過去にもそうしてきて、今後もそうしていけるでしょうから。」
(※上記発言により、ヤマハは体制改革は行わないと解釈されています)
【今日はホルヘ・ロレンソ選手が優勝していたが…】
「ホルヘのために本当に良かったと思っています。彼は友人ですからね。何年も一緒に働いてきたし、タイトルも3回取ってきたのですから。
別の所に移ってしまい、当初は苦戦していたようですが、一歩ずつマシンについて理解し、今回は3勝目で総合順位でも3位になってましたね。
本当に優秀だと言うべきでしょう。素晴らしいレースをこなしてましたよ。本当に素晴らしいです。」
(2018年08月12日『Gpone』記事参照)
2018ブルノGPこぼれ話は無料閲覧『note』で!!
[amazonjs asin=”B0739N2GF6″ locale=”JP” title=”ヤマハ(YAMAHA) キーホルダー ヤマハベア マスコットキーホルダー ブルー Q1G-YSK-291-001″]
[threecol_one]いいねPrego![/threecol_one][threecol_two_last]
[/threecol_two_last]
散々な予選結果を受けて、ライダーの名誉を重んじるために開いた会見だと思いますが、このような謝罪を表明した以上は、それを打開する策が進行しているのか、はたまた津谷プロジェクトリーダーが現場の空気を代弁しただけなのか。
公式な表明をした以上は次の結果が求められることになり、津谷さんにしても後がなくなったということだと思います。
ライダーも人生を賭けて走っていますが、現場で支える人たちも同じく人生が懸かっていると感じた出来事でした。
遅いとライダーを批判する人達がいるからね。頑張ってるというのに。
この会見は責任の所在を示した点でよかったと思う。勇気もいるしね。
ビニャなんてボロカスに言う人達もいるけど、あれはスピンしにくいようにリアに荷重を置いたから、彼のライディングスタイルに合わなくなったからだと思う。ロッシのライディングスタイルには合ってると思う。
スピンのテストをするには、motoGPマシンで自在にパワースライドできるレベルのテストライダーが必要だと思う。おおよそ上位10位内の選手かな。レースにでられるよ。^^
やっぱしヤマハはロレンソが乗らないとダメなのですかね。
ボスの立場とてスポンサーへの勝てない理由の説明があるだろうに
寧ろこの謝罪の一件は現在のスポンサーと次のスポンサーへの配慮を
ライダーよりもボスがさせたとも見える気もしないでもない。