MotoGP

ロレンソ棄権『リスクを負う意味なし』2018ブリーラムGP

『ロレンソ棄権:リスクを負う意味なし』

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★ホルヘ・ロレンソは金曜FP2転倒により、土/日曜セッションは棄権となった。

★棄権を公表したのは6日(土)午前だが、おそらく、前日夜には決めていた模様。

★ロレンソ選手のコメント。

「昨日も『走るのはかなり厳しい、99%無理だろう』と言ってたんですが、残念ながらそうなってしまいました。
昨日、病院でエコー検査をしたところ、左橈骨の端に小さなヒビが入ってたんです。茂木参戦に向けて、できるだけがっちりしたギブスをはめることになるでしょう。
リスクを負う意味はありませんから。」

【もしタイトル争いに加わっていたら、リスクを負って走っていた?】
「多分、走ってたでしょうね。いずれにせよ、かなり難しかっただろうけど。
でも、多分、ちょっとでもポイントを稼ごうと思って…そのために神経ブロック注射をして走ってたかもしれません。
ただ、現在の僕の総合順位だとリスクを負う意味はないんで。養生することにします。
オートバイ操縦にとって手首はデリケートな部位だし、茂木戦に向けて治していきたいんでね。まぁ、それも大変だろうけど。」

【昨日は、骨には問題なさそうだったのに…】
「かなり激しい転倒だったから、もっと酷い結果になっていたかもしれません。あれで骨に全く問題がなかったとしたら運が良すぎですよ。
サーキットで最初にレントゲン検査をした時は骨は大丈夫ってことだったけど、手首の様子がおかしかったんで、僕がどうしても病院で検査したいって言ったんです。
その後、エコー検査の結果、残念ながら僕の勘は当たってたと言うわけです。」

【アラゴンで負傷した右足の方は?】
「問題ありません。FP1よりFP2の方が良い感じでしたね。手首以外はすべて大丈夫です。」

【昨日、転倒の原因が自身のミスではなくマシントラブルによるもので安心したと言っていたが…】
「その通りですよ。マシンから放り出された瞬間、何が起きたのか分からなくって…いつも通りの走行ラインで走っていたはずだし、ブレーキングのタイミングも同じだったはず…自分がミスをしたのかどうか分からなかったんです。
ドゥカティの方では、マシンに何が起きてたのか…いかに解決すべきかを掴んでます。もう2度とこんなことはないでしょう。」

【このままタイに残るの?それとも、いったんヨーロッパに戻る?】
「ここに残ります。もう、養生以外することはないんですから。」

(2018年10月06日『Moto.it』記事参照)
(2018年10月06日『Corse di moto』記事参照)


アラゴンでの転倒事故は、結局、マルケス選手とロレンソ選手のどちらが悪いのか?
イタリアのベテラン記者やロッシ選手のコメントは、こちらでどうぞ。

2018アラゴンGPまとめ その1 ホンダ&ドゥカティ[ 2018年9月29日 発行 Vol. 205

●ホルヘ・ロレンソ
・ロレンソ母国語コメント全文
・マルケス「あれはレースアクシデント」
・マルケスのタクティカル・ファール?
・ロッシ「人間関係は上手くコントロールしないと…」
・ロレンソ、ブリーラム入り

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