MotoGP

ロッシ『こんな所にまで…』、中本修平『2014年ECUワンメイクはない!』:今日のできごと


あぁぁ…アッと言う間に、もうセパンなんですねぇ(また早起きかぁ…)。
さてさて、ロッシ広報こと『Mediaset.it』にセパン戦に向けてのロッシ選手抱負が載っとりました。

mediaset-rossi-sepan.jpg 「冬期テストではあまり調子良くなかったが、あれから随分と経つし、今は新シャーシとスイングアームで状況も好転している。厳しい週末になるだろう…暑いだろうし…でも、最後の最後まで挑んでいくつもりだ。(2012/10/17 Mediaset.itより)」


いつものごとく、やる気満々のロッシ選手でありますが…
下のつぶやきからすると…フィジカル・トレーニングは…あんまり好きじゃなさそうですね…

《忌々しい奴。マレーシアくんだりまでついて来るなんて…》


ロッシ地元の噂によれば、以前は良くロッシ選手とシモンチェッリ選手が同じトレーニングジムで一緒に鍛えてたんだそうで…
VIP待遇で個室ロッカーを使うロッシ選手に対し、シモンチェッリ選手の方はいつも一般客に混じって着替えとかもしてたんだとか…



がらりと話は変わりまして…
そう言えば、例の電子制御ユニット(ECU)ワンメイク化について、茂木GPの最中に会議が開かれるって言ってましたが…
う〜ん、結局、決まらなかったってことなんでしょうかね。


とりあえず、スペイン誌『SOLOMOTO』サイトがこんな記事を出しとりました。

『中本修平HRC副社長:うちはそれほど離されてない』

solomoto-nakamoto.jpg ★茂木戦終了後、中本修平HRC副社長にインタビュー。

★ダニ・ペドロサについて
「現在、ダニは非常に集中している。ミザノ戦での一件の後、チームを集めて“諦める気はない”と言っていた。今年、彼は非常に変わった。インディ戦での勝利で、かなり自信がついたのだろう。」

★ホンダRCV機のレベル
「当マシンは安定感が高く、かなり改善された。ブレーキングはヤマハより優れているし、コーナー出口での加速も良い。コーナーでの安定感はヤマハの方が若干上だが、うちもそれほどかけ離れてはいない。」

★ロレンソvsペドロサ28ポイント差
「ダニ本人が言っている通り、残り3戦を1つずつこなしていく。レースでは何が起きるか分からないし、ホルヘもタイトル確実と言うわけではないだろう。ケーシーはまだ100%とは言えないが、フィリップアイランドでは飛ばして行くだろう。いかなることがあろうとホンダはチームオーダーは出さない。ダニはタイトルが取りたければ、ケーシーに勝たねばならない。現段階ではダニは非常に強く、為すべき事に非常に集中している。残り3戦、常にうちの選手に勝って欲しい。」

★マルク・マルケスについて
「現在、ダニとケーシー、ホルヘが別格状態。来年はケーシーが引退して、表彰台に空きができる。そこをマルケスが埋めて欲しいものだ。2013年カタール開幕戦での優勝は望んでいないが、表彰台には乗って欲しいと思っている。」

[日本語翻訳:La Chirico / 西語記事: SOLOMOTO 2012年10月16日記事より抜粋]


あっ、ごめん…ECUワンメイク化については全く触れられてなかった…


いや、あの、この『SOLOMOTO』って言うのは、サイトよりも紙媒体(週刊誌なんです)の方が主力なもんですから、おそらく上の記事は最新号テッパン記事の抜粋のはずなんですよ。
んで、そのテッパン記事から拾ってきたと思われるのが、下のイタリアサイトの各記事でして…見出しはまさに…。

Gpone『ホンダ:2014年からのECUワンメイクはない』

Motoblog.it『中本修平:ドルナにECUワンメイクなどできない』

Omnicrse.it『中本:2014年ECUワンメイクなどない』


と言うわけで、『ECUワンメイク化反対』に集中してるわけですね…
んでは、最後の『Omnicrse.it』から、それ関係の中本副社長コメントを抜粋してみますか。

「CRT用と言うことで、エスペレータにマニェティ・マネッリ製ECUを勧めたのは私なんですよ。ワークス機とのギャップを縮めるのにね。それに、2014年にECUワンメイク化なんて公式発表はされてませんよ。
2014年にECUワンメイクなどあり得ません。技術規約に関し、ドルナはまずMSMA(メーカー協会)と話し合わなければ。ドルナとは2016年まで、我々の承諾なしには何もできないと言う契約が交わされてますから。
私がECUワンメイクに反対なのは、ドルナが主張するようなコスト削減にはならないからです。何年もWindowsを使った後、Macintoshに変えるようなものでしょう。全てを変える必要が出てくる。多くのデータは自動的に変換されるでしょうが、正確かどうかを検証するのに多くの人的リソースが必要になってくる。」



じゃ、これに対しオジキ…じゃない、カルメロ・エスペレータ社長がなんと言ってるかと言えば…
はい、こちら。
おっ、ついでにヤマハのジャービスさんと、ドゥカティのプレツィオージさんも。

『エスペレータ:2014年新レギュレーションは遅くとも2月までに決めねば』

motograndprix-ezpeleta.jpg ★カルメロ・エスペレータ(ドルナCEO)が『MCN』サイトにコメント
「同意を求めているのであって、誰にも義務など負わせる気はない。これは対立ではない。各チームとの話し合いを続けられ満足している。ECUワンメイク化および最大回転数規制はコスト削減に向け、またワークスおよびCRT機のギャップを埋めるためにも最短距離の方法とと信じている。これらの目的達成に向け他の提案が出されるなら、喜んで伺うつもりだ。ただ、現在に至るまで各チームは当案を否定するばかりだ。当方では2014年から同案を導入したく思っており、来年の1月か2月までに代替案が出ないようなら…まぁ、謝辞を示しつつも当案を進めていくつもりだ。MSMA(メーカー協会)も、ただただ否定するばかりでなく何らかの提案をしてくれなければ…現状のままではもはや無理なのだから。彼らとは昨年初めから、いかに見せ場を増やし、コストを削減すべきか討議し続けているが、現在に至るまで何ら案は出されていない。」

★リン・ジャービス(ヤマハレーシング・チームマネージャー)が『MCN』サイトにコメント
「ECUのワンメイク化と言うものが、どんなものなのかを理解しなければ。うちでは既にマニェティ・マネッリ製を使用しているので、ハードウエアーは既に使っている物に酷似しているだろう。新レギュレーションがいかなるものかが分からないうちは、意見も言いようがない。」

★フィリッポ・プレツィオージ(ドゥカティ・ゼネラルディレクター)が『MCN』サイトにコメント
「コストを抑える事と各チームが世界選手権でテクノロジー開発を続けていく事…両社の間に妥協点を見つけなければ。つまり我々がどうするかは、この先くだされる最終決定次第と言うことですね。」

[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:MOTOGRANDPRIX 2012年10月17日記事より抜粋]



まぁ、これで来年のプレシーズン期間中も話題満載ですな。
んでは、おじさんネタが続いたんで…最後はピッチピチの若者達で締めますか!
(あぁ〜わたしも立派なオバさんになったわねぇ…)


え〜と、今シーズン開幕前ぐらいだったかな…レプソル選手らが参加したイベントの1つなんですが…
ダニ・ペドロサ、ケーシー・ストーナー、マルケス兄弟、マーヴェリック・ヴィニャーレス、ミゲル・オリヴィエラ、アレックス・リンス、マリア・エレッラがミニモトーレースに興じております!
マルケス選手がなかなか明るく爽やかに、『ワルク・ワルケス』化しておりますぞ!!




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