『SBK サイクス、メランドリ、チェカ、アラゴン戦に向けてのコメント』
トム・サイクスコメント
「先週のアラゴンテストはとても重要なものとなりました。レースシミュレーションと走り込みが十分出来無くなってしまってたけど(怪我で)、今は週末のレースに向け、タイヤの状況でどのオプションを選ぶかを決めるだけの状態になってます。アラゴンはいつも良い感じですが、僕のフィジカルコンディションがまだ完璧でない事だけが唯一心配で……でも幸い腕の筋肉も回復して、手首も良好です。テストで試した内容はポジティブな手応えを与えてくれるだろうし、今はレースウイークが楽しみです。」
マルコ・メランドリコメント
「アラゴンが楽しみです。とても楽観的ですよ。確かにレースは簡単じゃいって事は分かってるけど、肩の問題も大体収まって来たんでね。ライディングに支障をきたす事は全くないし、ちょっと無理したとしても大丈夫でしょう。オーストラリア戦後、アプリリアとのギャップを埋める為に随分と作業をこなして…最高の出来です。アラゴンは好きなコースです。凄いし、テクニックも必要な高速サーキットですね。我々がやって来た仕事の成果を確認する為の場としては理想的な場所だと思います。唯一の希望としては、何とか良いタイムを出したいですね。」
カルロス・チェカコメント
「身体に関しては、大体良い状態です。まだ自転車とかランニングは辛いけど、ジムでトレーニングは出来る状態なので、マシンに乗るのは問題ないでしょう。メンタル面でも強さを感じるし、次のレースに向けての準備は万端です。最終的にコースに出るまで予想するのは難しいですけどね。まずはベースのセットアップから初めて、乗ってみて、その上で何が出来るかを決めて行きます。常にコンディション次第で、グリップのレベルやタイヤの消耗を見ながらですね……先週、アラゴンに行って、チームがどんな具合か見て来ました。特に電子制御に力を入れていて、アンチスピンも良い感じでした。こういう仕事はとても時間が掛かるのでレースウイークエンドには出来ないし、更に1台しかマシンが無いんで、彼らはテスト期間中に情報やら有益なパラメーターを手に入れるんです。アラゴンではマシンも僕も成長させてもらって、続けて行けるようにと思ってます。」
(日本語翻訳:moku / 伊語記事:サイクス、コメント、メランドリ、コメント、チェカ、コメント、2013年03月09日 Motoblog記事より抜粋)
オーストラリア戦後は充分時間があったので、怪我をしていた各選手達もかなり回復してアラゴン戦を迎えられそうです。2戦目にして既に1歩先(もっとか…)を行ってる観のアプリリア勢と戦うのは苦労しそうな3選手ですが、まだ始まったばっかりですから、これから面白くしてくれる事を期待しましょう。