『ロッシ:今年のヤマハM1機は2014年より良い』
★ヴァレンティーノ・ロッシが第1回セパンテスト初日、『MovistarTV』のインタビューで次のようにコメントした。
「かなりポジティブな初日でした…新マシンが良く動いてくれたんでね。もちろん、やる事はどっさりあるし、テスト用パーツも山積みだけど、シェイクダウンとしてはかなり良い感じでしたよ。新タイヤでのアタックも、長距離でのペースも、けっこう常に速かったですね。常に前の方を走ってたでしょ。当然、まだ初日だから…改善すべき点はどっさりあるし、打開策もたくさんあって、選んでいかなければならないけど。でも、2014年に比べて、今年のM1機はちょっと良いですよ。一歩前進しましたね。」
【特に集中して作業した部分は?】
「特にないですね。でも、15周回させたタイヤでも機敏な動きができるよう…それを目標にして、あらゆる面に手を入れてます。去年はレース距離でちょっと苦労したから…特にリアタイヤですね。だから、うちはスピード面で頑張っていて…特に、レース完走まで安定して行けるかどうかですね。明日も、今日みたいな天候になってくれると良いんだけど…ラップタイムを削らなければならないし、固さの違うシャーシとスイングアームを比較して、開発の方向性を把握しなければ。」
【ホンダ機の方は?】
「11月から2月までずっと、ホンダが2013年末みたいにもの凄い進化を遂げるんじゃないかって戦々恐々としてたんだけど…まずは、うちは2014年終盤頃の戦闘力を維持できたって手応えですね。」
【ロッシ選手の方は?】
「まだ100%の状態ではないですね…僕のライディングスタイルを更に改善すべく、マシンの重量配分に手を加えているところです。」
(2015年02月04日Moto.it記事参照)
[amazonjs asin=”4779614449″ locale=”JP” title=”RACERS volume 14 不退転のバレンティーノ・ロッシが選んだYZRーM1 (SAN-EI MOOK)”]