MotoGP

ホンダ『ロッシが責められるような点は皆無』2015アルゼンチンGP

『スッポ:ロッシが責められるような点は皆無』

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★ホンダHRCのチームマネージャーであるリヴィオ・スッポ氏が、先のアルゼンチン戦でマルク・マルケスとヴァレンティーノ・ロッシの間に起きた接触事故について、次のようにコメントした。

【マルケス選手がロッシ選手と接触し、転倒した件について、レプソル・ホンダとしての公式見解は?】
「レース上の事故ですね。両選手とも実に実に勇敢で…もし、あそこでマルク(マルケス)が挑んでいかなかったとしたら…それはもうマルクじゃないし、ヴァレンティーノ(ロッシ)にも同じ事が言えるでしょう。ヴァレンティーノが責められるような点は皆無だと思ってます。リアのエクストラハードタイヤを生かせるのはヴァレンティーノだけだった事は、うちでも分かってましたから。ウォームアップでも、それが見て取れたし。ロレンソは同じマシンに同じタイヤで、10秒差を付けられていたじゃないですか。上位4位を走っていたマシンのタイヤは同じではないし…重要だったのはタイヤ戦略ではなく、単純にヴァレンティーノと彼のチームがタイヤを上手く機能させられたと言うことなんじゃないんですか。ヴァレにとっては有利だったでしょ…ただ、両選手が接触し、マルクが転倒してしまったのは散々だったが…優勝できないにしても、2位は確実だったでしょうからね。」

【2位を逃してしまったのはミス?】
「マルクはマルクですからねぇ…彼やヴァレンティーノのようなライダーだと、ああするだろうって期待してしまうものでしょう。もしマルクが2013年のヘレス戦でロレンソにあのオーバーテイクをかけていなければ、あの年のタイトルは取れていないないわけでしょう。」

【現在までロッシ&マルケス選手は友好的な関係を保ってきているが、今回の件が影響すると思う?】
「2人のレーサーが本当に仲が良いなんてことは、有り得ないと思うんですよ(笑)。親しくはしてますけどね…でも結局、レースはレースですから…全員が敵でしょ。当然ですよ。」

【総合首位のロッシ選手とマルケス選手は30ポイント差だが…心配してる?】
「かなりの数字ですよね…ただ、まだ15レース残ってますから。確かに今年のヴァレンティーノは絶好調だが、マルクも驚異的な追い上げができるところを証明しましたからね。全レース優勝できるようなポテンシャルがあったんですから…カタールでだって優勝できていただそうし、オースティンでは実際に優勝している。アルゼンチンだって優勝できていたでしょう。マルクは常に強いし、今シーズンと言うのは…3戦を終えた段階では実にバランスが取れているんじゃないんですか。」

【具体的に言うと?】
「ドゥカティ機が実に強いじゃないですか…ドヴィツィオーゾは3戦中ずっと表彰台で、安定しているし。ヴァレンティーノの方は驚異的に絶好調。マルクはかなり速いにも関わらず、ツイテいなかった…2014年には、こう言う運の悪さはなかったんですよ。ロレンソは期待してたより悪いですね…最初の2戦ではヘルメットの問題やら、体調不良やらあって…ただ、実に強いライダーだし、いつだってまた浮上してこれるでしょう。胸躍るシーズンになってますよね。うちにとっては去年のような方が良いんだが…10連勝してね…ただ、うちの後を追ってきている方にとっては、この方が良いでしょう。」

【アオヤマ選手のパフォーマンスにはがっかりしている?】
「このスポーツでは、違いを見せるのはライダーなんです。(アオヤマは)オーズティン戦では11位だったし、今回も同様のリザルトが取れそうだったのが…残念なことに、(ダニーロ)ペトルッチに最終ラップでリタイヤさせられてしまった。レース・ディレクションがペトルッチの危険行為ライセンスに1ポイント科していたが…それでアオヤマが取れるはずだったポイントは戻っては来ませんからね。大体、10位以内にゴールと言う…期待通りの働きをしてくれてますよ。」

(2015年04月21日『AS』記事参照)

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POSTED COMMENT

  1. 74SHOJIRO より:

    >>2人のレーサーが本当に仲が良いなんてことは、有り得ないと思うんですよ(笑)

    ちょいちょいちょい(笑)

    しゃべりすぎだゼ

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