MotoGP

ロッシ『新フレームは最後の切り札ではない…と願う』2017アッセンGP

『ロッシ:最後の切り札ではない』

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★ヤマハファクトリーチームは6月12〜13日、バルセロナでプライベートテストを行い、新フレーム等を試した。

★ロッシ選手がアッセンGPを直前に控えた22日(木)、次のように語った。

【夏季休暇前の2戦はロッシ選手とヤマハ機にとって重要なレースとなる?】
「そうですね。新フレームの方が戦闘力が高いかどうかを見極めるには、今回と次の2戦が最重要レースとなるでしょう。
ここまで、けっこう苦戦してきましたからねぇ。ただ、良いレースはできてたけど。実を言えば、戦闘力が高かった時でも100%の乗り心地だったことはないんですよ。
ヘレス戦後、僕が出しておいた指示に従い、ヤマハはバルセロナテストに新フレームを用意してきてくれたんです。バルセロナのトラックでは上手く機能したんで、今週末、全く違うタイプのトラックではどんなもんか確認しなければね。
今年はサーキットが変わると、状況も一変するじゃないですか。ここのトラックではどう機能するものか興味心なんですよ。アッセンGPは天候に左右されるから。2016年は大雨でレースが中断されたほどだし。」

【新フレームだと、2016年版ヤマハ機のバランスに戻るような感じ?】
「そうでもないですね。2017年版の車台にはポジティブ面がいくつかあるんで、それを維持したまま問題を解決してみたんです。まぁ、今も言ったとおり、バルセロナテストでの感触は良かったんで、レースではどうなるか…そして、他のサーキットではどうなるのかを確認しなければ。」

【この新フレームが最後の切り札?】
「いや、そうじゃないことを願ってますけどね。ヤマハはリソースが豊富だし、最後の切り札ではないでしょう。前進はしたいと思ってますけどね。タイトル争いでは6〜7選手がかなり接近しているんで、早急に戦闘力を取り戻さなければ。ある時点まで行ったら、タイトル争いに終止符が打たれるでしょうから…。」

【アッセンはどんなトラック?】
「通常、グリップは良いですね。そう言う意味では、シーズンを通して、一、二を争う優良トラックと言えるでしょう。ビッグサーキットですよ。ただ、ここ最近に加えられたモディファイのせいで、以前よりは普通になってしまったけど。とにかく、エキサイティングな感じはそのままです。」

【今回のレースはモト3、モトGP、モト2クラスの順となるが…何か変わってくる?】
「変わらないでしょう。まぁ、モト2クラスの後だと確かに、路面に残ったタイヤかすのせいでグリップが劣化することが時々ありますけどね。ただ、それが大きな違いになるとは思いませんが。一番大きな違いは、日曜午前のウォームアップでいつもより早起きしなければならないってことですよ(冗)。」

(2017年06月22日『Gpone』記事参照)
(2017年06月22日『Moto.it』記事参照)


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普段、寝坊のロッシ選手、レースウィークエンド初日は時差ボケとの戦いだそうですから…
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