MotoGP

ヤマハ『2005年からロッシ後任を探していたが、やっと…』リン・ジャーヴィス

『ジャーヴィス:2005年からロッシ後任を探していたが、やっと…』

★ヴァレンティーノ・ロッシは2004年にヤマハ入りし、2011年にドゥカティへ移籍するものの、2013年にヤマハへ戻った。

★リン・ジャーヴィス氏(ヤマハ・マネージングディレクター)が、ロッシ選手について次のように語った。

「ヴァレンティーノと組む企業で働けると言うのは、ひとつの特権と言えるでしょうね。もう何年も、ヴァレンティーノはこの会社の一員ですから。
ヤマハでタイトルを4回獲得し、その後、少々休みはしたものの…上手くはいかず、そして、またヤマハに帰ってきたわけでしょ。
ヴァレンティーノと共に綴ってきた物語は、多くの章で構成されていると言うことなのでしょうね。第一章にはタイトルを4回獲得と言う大成功が綴られ…あの時はホンダから移籍してきたわけだが、(ドゥカティから)戻って来た際も喜ばしいものでしたよ。またヴァレを迎え入れることができ、おそらく、キャリアを長く続けていくためのチャンスを提供できたと言うことでしょう。
復帰当初は厳しい時期が続いていたが、レース参戦は可能となったのですから。例えば、2015年にはタイトル獲得に限りなく近づいてましたしね。
常に高い戦闘力とモチベーションを保ってきてますよ。トップライダーと組むのは難しいこともあり、実際、それはひとつの挑戦ですから。しかし、全体的にヴァレと共に働くのは楽しいものだし、こうして長年コラボを組んできているわけです。」

【ロッシ選手ほどのリザルトとコミュニケーション能力でもって、世間に大きなインパクトを与えられるようなライダーが今後も出てきそう?】
「絶対にないとは言えないでしょう。ヴァレが若かった頃…タイトルを取り始めた頃、本人も実に楽しんでいて、それ故に多くから愛されてきているわけです。
類まれな才能とオートバイへの情熱を…そして、明るく盛り上げ、大勢に訴えかける能力を結びつけることができたんです。
現在も才能あふれる若手ライダーが大勢いて…マルク・マルケスなどは一目瞭然で、まだまだ若いですからね。だから、(ロッシの)記録のいくつかはヴィニャーレスやクアルタラロー、そして他の誰かによって破られる可能性はあるでしょ。
ただ、全体的に見て、ヴァレンティーノは唯一無二の存在でしょうね。これからのライダー陣は、また別の経験や性質、才能、スタイルを持つようになるでしょう。
モトGPはまだまだ続いていきますしね。将来、どんなライダーが出てくるか興味深いんじゃないんですか。」

【何年も前から、ロッシ後任を探していたそうで…】
「2005年から探してます。ヴァレは2004年にヤマハに入り、2005年にはF1移籍の大チャンスが巡ってきてましたからね。
それで、当時、我々はホルヘ・ロレンソに接近し、ヤマハに迎え入れ、3回タイトルを獲得したわけです。(ロレンソがヤマハ入りした際、)初めて、ヴァレンティーノ・ロッシの後任を獲得したと思いましたね。
しかし、結局、ヴァレはF1へは移らず、その後もモトGPを続け、今も言ったとおり、2015年にはタイトル獲得に限りなく近づいたわけです。あの時は、対ロレンソとの戦いでしたね。
現在は、ヴィニャーレスがいて、そして、昨年、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したクアルタラローがいるわけです。
この2人が、トラックにおける(ロッシの)後継者になるものと思っています。」


(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
(Photo:Instagram

POSTED COMMENT

  1. じじ より:

    記事とは関係ないんやけどMotogpのポイントが昨年の侭なのは何か意味があるの

  2. ジョルジョ99 より:

    今のリンさんの頭にはルカは無いんだね、多くのヴァレ軍はルカを後継者と思っている人が多いけど。
    まぁ、今季のルカの成績次第で来季以降の潮目も変わるでしょうね。

  3. Valerick より:

    やはりルカはまだ経験不足なところがありますからね
    ビニャやファビオより強かったらリンの頭にはあったでしょうね
    ルカのライディングスタイルは限りなくロッシと近いのでヤマハの特性と相性が良いでしょう
    しかしビニャーレス171cmクアルタラロ177cmで彼らの体格に合わせてYZRは作られていくと思うのでロッシよりも高いルカは乗りにくくなるかもしれないですね

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