『ドゥカティはKTMを恐れている』
★2023年の冬季シーズンの結果では、ドゥカティのメインライバルはアプリリアになるだろうと思われていた。しかし、シーズンが始まると、KTM機の方が脅威であると言うことが判明した。
★ドゥカティ・アプリリア・KTM選手の総合順位は以下のとおり（※太字がKTM）。
首位フランチェスコ・バニャイア（94ポイント、ドゥカティファクトリー）
2位マルコ・ベッツェッキ（93ポイント、ドゥカティVR46）
3位ブラッド・ビンダー（81ポイント、KTMファクトリー）
4位ホルヘ・マルティン（80ポイント、ドゥカティプラマック）
5位ヨハン・ザルコ（66ポイント、ドゥカティプラマック）
6位ルーカ・マリーニ（54ポイント、ドゥカティVR46）
7位マーヴェリック・ヴィニャーレス（49ポイント、アプリリアファクトリー）
8位ジャック・ミラー（49ポイント、KTMファクトリー）
11位アレイシ・エスパルガロ（42ポイント、アプリリアファクトリー）
12位アレックス・マルケス（41ポイント、ドゥカティグレジーニ）
14位アウグスト・フェルナンデス（30ポイント、GASGASテック3）
15位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ（25ポイント、ドゥカティグレジーニ）
16位ミゲル・オリヴェイラ（21ポイント、アプリリアRNF）
25位ラウル・フェルナンデス（3ポイント、アプリリアRNF）
※ポル・エスパルガロ（GASGASテック3）は、いまだ未参戦なためポイントなし。
※エネア・バスティアニーニ（ドゥカティファクトリー）は開幕スプリント未完走で欠場しているため、ポイントなし
★ドゥカティのパオロ・チャバッティ氏（スポーツディレクター）が、『Speedweek.com』のインタビューで次のように話した。
【KTMのビンダー選手が好調だが…】
「タイトル獲得の可能性があるでしょ…速いし、アグレッシブだから。まぁ、あのパフォーマンスには驚いてませんけどね。
これまでも超速で走れることを証明してきてるじゃないですか…おそらく、安定感に欠けるのでしょうけどね。
どうやらKTMが最善の作業結果を出したようで…いまや、ビンダーが総合3位なんですからね。」
（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Instagram）
KTM急成長はドゥカティのおかげって話は、note『2023 フランスGPまとめ』でどうぞ！
