『アレックス・マルケス:マルケス家の人間がヤマハに入ることはあり得ないと…』
★先日、スペイン『Dazn』のドキュメンタリー番組で、アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ、マルク弟)が以下のように話した。
「モト2クラスで5年目の時の話なんですが…僕は何年も前からモトGP昇格を希望していたんです。
そしたら、その年の中盤…ブルノGP中、ヤマハペトロナスから1年のモト2契約と、確か2年のモトGP契約のオファーが来たんですよ。
その年は(ヤマハペトロナスの)ファビオ・クアルタラローが絶好調で、マルクと競り合っていて…僕は、あのマシンのことも気に入ってたんです。
僕のライディングスタイルに合いそうだなぁ〜と思って…でも、結局、ある理由から駄目になってしまったんですよ。」
★その『ある理由』については、当時、ヤマハペトロナスのチームマネージャーだったラズラン・ラザリ氏が次のように話した。
「2019年に我々は、モト2クラスに1選手だけ参戦させてたんですが、2020年に向けて、ドルナからもう1シート提供されたんです。
私はアレックス・マルケスが気に入ってたので、候補者リストに入れてました。
それで、水面下で面談することにし、アレックスのモーターホームで契約をまとめたんですよ…
モト2クラスに1年出て、ファビオがヤマハファクトリーに移ったら、アレックスをヤマハペトロナスからモトGP昇格させるって内容でね。」
【その時の証拠写真もあるそうで…】
「(携帯電話の写真を見せながら)2019年8月で22時ですね。アレックスがうちのチームに入るってことで、契約書にサインしたんですよ。」
【ところが…?】
「ヤマハ側に『アレックスをモト2からモトGPへ昇格させる流れで契約したい』と伝えたところ、『駄目だ。マルケス家の人間がヤマハに入ることはあり得ない』と言う回答が来ました。
だから、私は『なぜですか?これは私のチームなんですよ!』と言ってやったんです。
そうしたら、ヤマハから『マルクと、そして、あの2015年の一件のせいだ』と説明されました。
つまり、彼らにとっては、もはや私的な問題なんですよ。」
(※2015年の一件とは、タイトル争い中だったヴァレンティーノ・ロッシをマルク・マルケスが故意に妨害したと言う疑惑です。)
★結局、2019年にアレックス選手はモト2クラスで総合優勝し、2020年にホンダファクトリーからモトGP昇格した。
しかし、2021年にはホンダLCRへ移り、2023年よりドゥカティグレジーニから参戦している。
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
何度も言うが…ヤマハの最大の問題はエンジンではない!…って話は、note『2023 タイGPまとめ』でどうぞ!
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もしそんな契約通してたら、ヤマハがヴァレ、VR46ライダーを失ったでしょう。
たしかに私怨と言えば私怨だけど、感情ある人間同士の話だからね。このおじさん当時の空気読めてなかったんだな。
どの分野でも闇があるよね
表に出ていないだけで
VR46やヴァレ自身がそういう反応するのならわかるけど、ヤマハがそんな反応するとはねぇ。
結局、あの年はロレンソがタイトルとったんだから、ヤマハとしては不服ないだろうに。
ロレンソではダメでヴァレしか認めない風潮だったのかね。
それじゃロレンソ出て行くわけだ。
ヤマハはロッシに忖度しすぎだな。
こんなことやってるからプライベートチームに何度も逃げられるのでは?
リン・ジャービスの考えかヤマハ本社の考えかは分からないけど気味が悪い。
別にこの件に関しては暗黙の事柄ではなかったよね。ジャービスも
否定はしていなかった分けだし。蜜月関係だったHRC×マルケスの関係が
消えたとは言え、今後もマルケスとコラボする事もないだろうし、ビジネスパートナー
としてロッシVR46との良好関係がヤマハのブランド的にもネームバリュー的にもウィンウィンな筈。まあ今は滞った関係性だけど。個人的には弟のアレックスを否定するのはチョット違うかなとは思いますが。
これって今どきならコンプライアンス的にもガバナンス的にもややもすれば差別だ偏見だ人権問題にだってなりかねない話。
まあ当時の経緯を見ていれば、坊主憎くけりゃ袈裟まで憎い的な
感覚にヤマハ陣営は囚われてた感はあっただろうし、そんなタイミングでまたラザリが
アレックスをペトロナスヤマハへと企てる方もどうかと思うし、保守的なヤマハとしては
ロッシの心証を悪くするだけでしょ。到底、受け容れ難く、得る物よりも失う物の
リスクを考えてNOになるよ。
ワークスマシンにケリ入れてホンダを追放されたビアッジが
ホンダポンスと契約→ポンスへのマシンリースご破算→MotoGP撤退って事もありましたね
今ならもっと詳しい話聞けるかな
ストーナーがヤマハと契約しそうになった時も、バージェスさんとの関係を危惧したロッシが反対したって話も聞いたことありますし、やはりヤマハはロッシに頭が上がらない状態が続いてたみたいですね。
この頃のYAMAHA迷走真っ只中だったからねぇ
こんな事があっても不思議じゃない
ヴィニャーレスと揉めて移籍解除、幹部揃って謝罪会見したり、ヴァレの対処に困った挙句ペトロナスに押し付けた結果、誰も幸せになれなかったり
かなりの暗黒歴史
いまは少しは改善したのだろうか?
そんなもんじゃない?
忖度もあるかもしれないけど一緒にやってたメンバーが嫌い!っていったら仲いい人たちはそっちに引っ張られるのはどこの世界でもある話
その上何でもしそうなイメージ付いてしまってたら弟入れたらヤマハ機のデータが流れるかもって考えだって出るだろうし
GP副チャンピオンのモルビデリに型落ちマシンを押し付けてたわ
ロッシを引退間際サテライトに追放したわ
挙げ句VR46にサテライト打診何年も拒否られてる
YAMAHAのどこがロッシやVR46を大事にしてるというのだろう…
不思議だ
テック3にもRNFにもVR46にもそっぽ向かれてサテライト無しになったの
そんな傲慢な態度だったからだよね
真夏の8月なのに長袖でねぇ。
南半球かな?